トキオ 父への伝言のあらすじ・作品解説
トキオ 父への伝言は、2004年8月30日からNHK総合で放送された日本のテレビドラマである。この作品は、NHK総合で放送されていた夜の帯ドラマ「よるドラシリーズ」枠で放送された作品の一つであった。 原作は、人気小説家東野圭吾によるSFファンタジー小説「時生」。主題歌は大塚愛の「大好きだよ。」である。 主人公の国分太一演じる宮本拓実は、櫻井翔演じる宮本時生と富田靖子演じる拓実の恋人早瀬千鶴を探す旅に出る。時夫は2004年から1979年にタイムスリップしてきた拓実の息子であった。そんな未来からやってきた自分の息子と1979年の世界で生活していく中で、拓実が一人の人間として成長する姿を描いた作品である。 1979年時の拓実は、幼いときに里子に出されたため母親を恨んでおり、肉親の愛情を信じられないという屈折した性格の持ち主である。 2004年時の時生は、重病に冒されており一年以上の闘病生活を送っている。 この作品はDVDが発売されている。
トキオ 父への伝言の評価
トキオ 父への伝言の感想
10年後もまた観たいと思う作品
2004年にテレビでこの作品を観たときには「いい作品だなあ」と素直に感じた。10年たって、レンタルビデオ店に並んでいるのを見つけて、懐かしくなりレンタルしてみたら・・・・なんと、息子役は櫻井翔さんだったのか。当時、国分太一さんの顔ぐらいは知っていたが、嵐はおろか「櫻井翔」も知らなかった。改めて観てみると、なんとも初々しく、彼も随分と成長したものだなあと感慨深い。ただ、当時「息子役」だった彼が、今はもう「櫻井翔」にしか見えない。国民的アイドルはもうドラマの中の一部にはなりえないのである。音楽もいい。当時人気絶頂だった大塚愛さんの「大好きだよ」。この音楽が流れるだけで、自然とドラマの世界に導かれるようだ。2004年では櫻井翔さんの父親を演じる国分太一さん。いささか貫禄不足なのは否めないが、もし現在の彼なら違和感なく演じられそうと感じられて、微笑ましくもある。今では決して実現しないと思われるジャニーズ...この感想を読む