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糸色望
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アニメレビュー数 2,474件
さよなら絶望先生は、久米田康治が描く漫画をもとに制作されたアニメ作品。漫画は講談社・週刊少年マガジンに2005年から2012年にかけ連載され、コミックスは全30巻が刊行されている。テレビアニメはTOKYO MX、チバテレビ、テレ玉、テレビ愛知などで2007年7月から9月にかけて1期、2008年1月から3月にかけて2期・俗、2009年7月から9月にかけて3期・懺が放送された。ほかにOVAで獄、懺・番外地がある。 桜が咲き誇る春、希望を抱き登校していたポジティブ少女・風浦可符香は、桜の木で首をくくろうとしていた糸色望に出会い、助け一命を取り留める。何事もネガティブにとらえる望は実は可符香の通う高校の担任だった。彼の受け持つクラスは、引きこもり、バイリンガル、ストーカー、包帯少女など様々な事情や個性をもった生徒ばかり。小さなことで「絶望した」と嘆き、自殺をはかろうとする望と生徒たちが巻き起こす予測不能な学園コメディー。
飛躍した展開!?色々と斬新な部分が多いアニメ作品で、率直な感想、とても驚きました。とくに驚かされるのが、展開が飛躍する部分です。おかしい方向に思いっきり舵を切る展開が、この作品の醍醐味といえるのだと思います。「極論」という言葉がありますが、意図的に、明らかにおかしい方向で「極論」しているので面白いのでしょう。特に、主人公が事あることに絶望して、自殺願望を持っているキャラクター性に驚かされましたが、これが「極論」であることの象徴的な部分なのだと思います。また、「極論」であることを象徴する項目として、ヒロイン風浦可符香の存在も挙げられるのではないでしょうか。主人公の対極として、風浦可符香の極端なプラス思考も一般的な感覚からはズレています。間違った肯定と間違った否定、それを行ったり来たりしている様子が話の本筋を支えている柱になっています。また、不登校や引きこもりという社会現象を面白おかしい笑...この感想を読む
文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員会推薦作品です。短編形式で話としては非常に入り込みはしやすいですし、とんとん拍子に進むんですが、とにかく細かいので気持ちがとんとん拍子に追いつけない(笑)。キャラクターの背景に、文字が描かれてあったり、一々停止して読みたくなるような仕様になっています。黒板に文字が描かれてあったり。しかもそれで分かるネタがあったらなお面白いから停止して見ちゃう。デザインセンスも半端なくてとっても絶望先生の和風で大正浪漫風な雰囲気をよく表現できていると思う。画面の見せ方とかも。久米田先生がよくやるキャラクターの立ち絵の表現とかとてもよかった。これは見て損なしです。
よみがな:いとしき のぞむ ニックネーム:絶望先生 生年月日:11月4日 性別:男 所属:2のへ組担任 性格:全てをネガティブに考える性格 特徴:名前を横につなげて書くと「絶望(ぜつぼう)」となる。このことを指摘すると大変落ち込む(かと言って縦に書けば書いたで、「字画がサイアク」と落ち込むことに変わりはない...
よみがな:つねつき まとい 性別:女 所属:2のへ組 性格:一人の相手を一途に想うタイプ 特徴:多くの男性との交際遍歴を持つが、過剰な恋愛感情がストーキングへと発展し、その度に警察の厄介になってきた少女。しかし本人はただのディープラヴであると言い張り、ストーカーであるとの自覚はない。 価値観:付き合...
よみがな:こもり きり 性別:女 住まい:宿直室 所属:2のへ組 特徴:引きこもりの不登校児。家庭訪問に来た望と風浦によって不登校は解消されたが、結局学校の理科室や宿直室に引きこもる「不下校少女」になった。風浦によると「全座連(全日本座敷童連盟)」なる団体に加盟する座敷童子で、小森が学校に引きこもる...
糸色望
なんでも通知する世の中に絶望しての一言。
糸色望
首をつっていた糸色望を助けようとしがみついた可符香の所為で本当に死にそうになった時の一言