んーーーキャストはいいのにな
テーマの設定もいい。キャストもいい。しかしこの作品は完璧に駄作だと思う。
アイドルを見せたかっただけなのであろうか?透明人間になって数々の問題を解決!!っていうのはストーリーを作るのはさほど難しく無いはずである。何がこの作品を滑稽にさせているかというとそれは悪役の存在であろう。悪役があまりにも悪役然としすぎていて、見ているこちらとしては子供だまし感が否めなくなっている。命名もゼウスグループってやりすぎだとしか言いようがない。しかもその悪役のトップに嶋田久作を起用するなんてもう悪の存在を前面に出しすぎているのだ。単純に透明人間が題材ならばもう少しひねりようがあったのでは無いか?キャストにはジャニーズの香取慎吾を起用するなどおそらく視聴者としては見ていて期待できる配役なだけに、演出や脚本レベルでの残念さがこの作品をつまらなくしてしまっている。俳優として香取慎吾を起用したのであれば香取慎吾らしいある種コミカルなキャラクターを活かしながら、恋愛ものや人間の心の機微に触れるような作品にすれば視聴者としては面白いドラマになったのであろう。女優に深津絵里がいるのにもかかわらず残念感が漂ってしまうのは見ていて非常に残念であろう。
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)