だ、だダメかしら!翠星石は私が守るかしら、それ以上近づいたらダメかしら、あたしにだって出来るかしら、今度は、今度はあたしがみんなの力になるかしら、絶対!翠星石は渡さないかしら
金糸雀
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ローゼンメイデントロイメントはPEACH-PITによる漫画「ローゼンメイデン」を原作としたテレビアニメであり、2005年10月から2006年1月にかけてTBS系列で放送された。全12話。 引きこもりの中学生、桜田ジュンのもとに届いた謎のアンティークドール。背中についた螺子をまわし、そのドール「真紅」と契約したことにより、薔薇乙女たちの戦い「アリスゲーム」に巻き込まれていく。 本作は前作に登場したドールに、第2ドール金糸雀、謎のドール薔薇水晶を加えさらに激しいアリスゲームを展開していく。 原作者PEACHI-PITは本作以降、シリーズ監修・キャラクター原案として製作に参加。 2006年1月から2006年6月までDVDが製作され販売された。全6巻。また2013年6月に本作全12話とOVA、ローゼンメイデン・オーベルテューレ全2話が収録されたBlu-ray Boxが販売された。初回生産分特典はアクリルホルダー(きせかえカード3枚入り)
トロイメントという副題が付いたが、いわゆる第2期である。比較的すっきりした感じで終わった1期ではあるが、真紅は結局アリスにはなっていなかったり続きが気になる要素もあったので、期待作であった。今作は薔薇水晶という1期では出て来なかった第7ドールも登場し、より激しいアリスゲームが展開される。前作よりも全体的に暗い感じの話が多くなり、味方サイドの薔薇乙女が次々とやられていってローザミスティカを奪われる展開も多い。特に雛苺は衝撃的なので、未見の人は見てほしいかもしれない。ラストにはまさかの8体目…も登場するので、最後まで怒涛の展開続きで飽きさせない作品である。
金糸雀
薔薇水晶との一対一の闘いで彼女に傷つけられた翠星石の前に立ちはだかり、泣きながらも必死で仲間を守ろうとする金糸雀。臆病な彼女が頼りないと思われていたが、実は強い心根を持ち、翠星石に先に助けられたのを機に自分の弱さと向き合って闘おうとする。
蒼星石
ローゼンメイデンシリーズの中で唯一の双子、翠星石と蒼星石はそれまで同じマスター(契約者兼持ち主)の元にいましたが、それぞれ新しいマスターが決まって離れて暮らす事になりました。いつも片時も離れず過ごしてきた二体はお互いの寂しさを埋めるかのようにハグします。妹と離れて暮らす事を寂しがる翠星石に蒼星石は姉妹として優しい気遣いの言葉をかけました。
桜田ジュン
ジュンは家に「居候状態」で契約する特別な能力を持つ人形、ローゼンメイデンの一体、真紅に厳しくこの言葉を言い放つ。 真紅達を含めたローゼンメイデンは製作者、ローゼンの意志の元、互いの命を懸けて戦わなければならない環境にいた。その”アリスゲーム”が本格化した状況の中で家族である他の姉妹達と距離を置いている真紅にジュンが厳しくも愛情ある言い方をしたのだ。