バジリスク~甲賀忍法帖の感想一覧
アニメ「バジリスク~甲賀忍法帖」についての感想が4件掲載中です。実際にアニメを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
鬼才山田風太郎の名作・アニメ化
山田風太郎によって創られし、せがわまさきの忍法帖ついにアニメ化世の中に”忍法帖”という言葉を作った忍者伝奇小説の大家・山田風太郎。その代表作『甲賀忍法帖』が、せがわまさきによって『バジリスク』と名付けられ漫画化された。今回取り上げる『バジリスク~甲賀忍法帖』は、そのせがわまさきが描いた同作のアニメーション作品である。山田風太郎が文字の上に造り上げたキャラクターたちが、せがわまさきによって肉付けされ、アニメーションとなって喋り、画面上を動く。小説・漫画・アニメと三段階において、『甲賀忍法帖』はそれぞれの魅力をいかんなく発揮した。山田風太郎作品は『魔界転生』など、実写化されることもままあるが、奇怪幽玄なる忍法が制限なく縦横無尽に動く様を観れるのは、アニメーションならでは利点であろう。小豆蠟斎の手足伸縮の術や鵜殿丈助のボール化などは、漫画よりもアニメの方がずっと躍動感が伝わる。10対10の忍...この感想を読む
悲しき忍びの戦い。終幕
この巻ではついに、このバジリスクの物語が結末を迎えます。今まで見てきた方はこの巻まできたらある程度もう色々察しがついているかもしれませんが、まさにその通りの結末となってしまいます・・この巻を見るときはハンカチが必須かもしれません(笑)私は見た後、涙が溢れそしてしばらくの間放心状態になってしまいました。今思えば最初の巻でもう結末を見せられていたと考えるとバジリスクは本当にストーリー構成が上手いというか文句のつけどころがありませんね。全ての話に意味があり無駄がなかったなと全巻見終わった時に思いました。この作品はマジで名作です。まだ見たことない方は是非見て欲しい。きっと後悔はしないかと
朧さんの一筋な思いに感動しました。
何といってもこのアニメ本当に、一筋な朧の恋心が痛いほどわかるアニメです。最初このアニメの存在を知ったのは、スロットだったのですが、全く知らないアニメが流れるので気にしながら、毎回打ってました。で、DVDを借りてみることにしたのですが、見た瞬間になぜかはまってしましまして、娘と二人で見てました。朧さんのまっすぐな純粋な愛と源之助のその気持ちに答えれないもどかしさ、最高に切なくて、でも両想いなんですけどね。的同士って切ない感じがまた最高で、昔って、よくそんなことあったのかなって、思うと今でよかったとつくずく思いました。切ないし私なら耐えれないだろうなって、アニメ見たあとにスロット打つとまた違った見方ができるようになりました。
バジリスクがアニメに
名作として名高いバジリスクのアニメ化作品です。不戦の約定が解かれたことによる甲賀と伊賀の人知を超えた忍術合戦がアニメでとても迫力のあるものとなっています。その出来の高さは、パチスロにおいても証明されています。バジリスクはパチスロで二作品が作られているのですが、最近のパチスロは液晶演出の作りこみがとても良く原作のある版権作品でもパチスロオリジナルのアニメーションが作られていることも少なくありません。しかしバジリスクにおいてはボーナスやART中でアニメの映像がそのまま使用されているなど、アニメの質の高さを証明する出来となっています。また原作漫画では描写し切れなかった部分もアニメでは補完されており平和だったころの甲賀及び伊賀の様子など、楽しくも儚い光景を見ることが出来ます。