ごめんね。人を殺さない兵器なんてないんだよ?シュウちゃん…
ちせ
理解が深まるアニメレビューサイト
アニメレビュー数 2,474件
最終兵器彼女はビッグコミックスピリッツにて連載された高橋しんによる漫画を原作としたテレビアニメである。北海道に暮らす主人公とシュウジと恋人のちせは愛を深めていたが、実はちせは身体を改造された最終兵器であり、やがてその力が暴走していくというストーリーが描かれた。 制作はGONZO、監督は加瀬充子で、2002年7月3日から10月9日にかけてTBS系列などで放送された。CBCが初めて自社制作した深夜アニメでもある。2002年から2003年にかけてはDVDがリリースされ、2006年にはDVD-BOXが発売された。2005年8月5日から9月21日にかけては、スタジオ・ファンタジア制作の全2巻のOVA「最終兵器彼女 Another love song」がリリースされた。 2003年5月29日にコナミから発売されたプレイステーション2用ゲームソフトも存在する。 2006年1月28日には実写映画化され、全国東映系にて公開された。
原作とうまく折り合った作品ではないか元々は原作が好きだったからこのアニメを見た。実写化はもちろん、アニメ化となるとあまり諸手をあげて歓声を上げるわけにはいかないくらい懐疑的だったため、だめだったらすぐ見るのをやめようとまで思っていた。数々裏切られた実写化やアニメ化のせいでそういう警戒心が備わっていたけれど、この作品に関しては余計な心配だったみたいだ。あの作品は高橋しんの柔らかく優しげなタッチの絵と裏腹に、ちせの体から突き出た金属質が冷え冷えと鋭く、どれほどの力がでるのか恐ろしくなるくらいのパワーを感じた。おどおどとして弱きなちせの表情があるから余計、その無機質な冷酷性を感じとることができた。自分の気持ちと関係なく自ら武器として成長を止められないちせのジレンマ、なのに武器として人々を助けたいと思う気持ちが切なく、ただの女子高校生が背負ったものとしては重すぎる展開になっていた。絵ではそうい...この感想を読む
印象的な方言まずアニメ本編の中でも、方言の存在が耳に残っています。主人公であるシュウジの「アホ」、ヒロインであるチセの「ごめんね」のイントネーションは特徴的だと思います。キャラクターの個性として、アニメの中で方言が用いられることは多かったように思います。しかし、キャラクターの感情表現に用いられたのは珍しいことだと思います。このような方言の使い方をしたアニメ作品で思い浮かぶのは、「六三四の剣」くらいしかありません。 人それぞれ受け止め方は違うのでしょうが、私にとっては耳触りが良く、とても良い印象を残す要素だと捉えています。人によっては、標準語の方が良かったと思っている方もいるのかもしれません。標準語の方が一般向けなので、ファンとして囲い込める人数は伸びたように思います。しかし、方言を用いることで、ファンの気持ちをグッと惹き付けるものになったのは間違いないでしょう。これは、アニメ作品を質と...この感想を読む
ジャングル大帝とか、手塚治作品に比べれば新しめの作品だったし、当時何故か流行っていて、原作を読んだことがある。アニメで見返したのは少しで、それもyoutubeでである。ただこのアニメ、話の内容が戦争に関わるからか、終始暗いイメージがあった。それに背中から羽が生えてくるのはファンタジーにあふれててかっこいいなど憧れたりするのだが、このアニメの中では何ともリアルにえがかれていて、怖かった。背中の皮膚、破れない?と心配するぐらいだった。主人公と男の子の恋の発展が、これまでの子供向けアニメで繰り広げられる小学生恋愛から、随分と大人びた関係になっていることも刺激的だった。少しエロかった気がする。話の内容は覚えていないが、結構感動ものだったと思う。悲しくて、胸が張り裂けそうな感動である。男の子や皆のことが大好き、大切、だから戦場に行かなくては・・・みたいなことを、女の子がやっているのである。しかも最終兵器...この感想を読む
身長:147cm 家族構成:父と母と、小学生の弟 特徴:シュウジの交際相手で、顔はかわいいが、チビでドジでとろくて気が弱い少女 口癖:「ごめんなさい」 階級:中隊長 声:折笠富美子 得意科目:世界史 苦手科目:英語 成績:中の下 座右の銘:強くなりたい
ちせ
普通の女子高生としての生活を送りたいのに、兵器として存在するちせの苦悩の言葉。
ちせ
最後にちせとシュウがひとつになるシーンで、ちせがシュウの心臓の音を聞いてシュウに思いを伝えるシーン。