大どろぼうホッツェンプロッツのあらすじ/作品解説

少年二人と大どろぼうのたたかい

有名な大どろぼうのホッツェンプロッツが、おばあさんの大切なコーヒー挽きを奪っていった！カスパールとゼッペルの二人の少年はおばあさんのためにコーヒー挽きを取り戻し、あわよくばホッツェンプロッツを警察に引き渡してやろうと考えます。少年たちの協力でホッツェンプロッツは罠にかかったと思ったのに、逆に少年二人は捕まえられてしまい、ホッツェンプロッツと悪い魔法使いの召使いとしてこきつかわれる羽目になってしまう。二人の少年は知恵を絞り、妖精に協力してもらいながら脱出してホッツェンプロッツに一泡吹かせるために動き回る……本書はドイツの子供は誰もが読むと言われるベストセラー。日本でも愛読者は多いです。名前がドイツ人独特で、どこか憎めない大どろぼうや美味しそうなお菓子が出てきたりと、そういった点も含めてドイツ文化も楽しめてお子さんにも人気を誇る作品です。