愛を歌うより俺に溺れろ!のあらすじ・作品解説
愛を歌うより俺に溺れろ!は、原作・新條まゆの少女漫画で、小学館の少女コミックにて連載され、その後、続編として新タイトル「愛俺!~男子校の姫と女子校の王子~」で角川書店の月刊Asukaへと移りストーリーは続いている。単行本としては原タイトル全5巻、新タイトル全5巻が刊行されている。累計発行部数は1000万部を突破している。 2012年には実写映画が公開され、主演に韓国の人気グループ・大国男児のカラムを抜擢し、話題となった。 女子校で、そのボーイッシュな容姿から王子様と慕われる高校1年生の少女・桜坂水樹はバンドのリーダーを務めている。そんな水樹は男子校で姫扱いを受けている少年・白石秋羅と出会い恋をする。水樹は秋羅に想いを打ち明けられずにいたが、秋羅は見た目に反して積極的にアプローチをかけていくタイプで、水樹率いるバンドの女性限定ライブに紛れ込み、水樹に告白する。女子校の王子が男子校の姫に恋をする男女逆転ラブコメ漫画。
愛を歌うより俺に溺れろ!の評価
愛を歌うより俺に溺れろ!の感想
設定の意外性にびっくりする作品
序盤の「まさか」には、大打撃タイトルからして、もしや「快感フレーズ」の二番煎じなのではという印象があるこの作品だが、最初の10ページを読んだだけでまさかの設定暴露に驚かされる。もしかしたら、新條まゆ氏の作品を読んだことがなく、初めて読む作品が本作だったという人は、意外は意外でもものすごくびっくりはしないかもしれない。しかし、新條まゆ氏の作品と言えば、年齢よりはるかに幼い童顔で、可愛い以外は比較的凡庸な女性主人公に、どういうわけか実年齢設定よりはるかに大人びた男性が彼氏となって、その彼氏は富豪だったり手の届かぬアーティストだったりという、定番設定がある。だからこそタイトルに騙される。そして最初の2.3ページで、またイケメンバンドマンに童顔のファンがお近づきになり、うっかりラッキーにつきあってしまい、エロ描写の多い漫画なんだろう。快感フレーズが人気だったので第二弾のような漫画に違いないと思っ...この感想を読む
なかなか新鮮
とうとう秋羅と初めてのデートをすることになった水樹。前の日の夜、興奮のあまり自分が秋羅を襲う夢をみてしまった水樹はデート中、妙に秋羅を意識してしまって・・?というのが2巻のあらすじになっています。襲う夢って・・そんなことってある?って感じですけど、水樹がいちいちどぎまぎしすぎでかわいいです。新條まゆ先生のマンガといえば、身長の高い超美男子と身長の低い超美少女がとにかくエロイことをするというイメージがあるんですが、今回は小柄同士の恋愛なので、それだけでも新鮮味があります。でも、内容は対してかわらないんですけどね・・・。でもいつもよりちょっと違います。
愛を歌うより俺に溺れろ!の登場キャラクター
白石秋羅
よみがな:しらいしあきら 性別:男性 国籍:日本 所属:男海山高校 特徴:男海山高校の「姫」と呼ばれている少年 価値観:「姫」と呼ばれることを非常に嫌がっている 嫌いな食べ物:牛乳 物語上での目的:蘭と留衣を足して2で割ったような男になりたいと思っている 容姿:美少女と見紛う程に可愛らしい容姿 中身:腹黒い
桜坂水樹
よみがな:さくらざかみずき 性別:女性 国籍:日本 所属:聖野薔薇女子学院 特徴:ボーイッシュ 価値観:男嫌いだと言い張っていた 容姿:長身かつ美人 担当:ガールズバンドのリーダー兼ギター 中身:割と純情で涙脆く、恋愛に関しては奥手で鈍感 思い込み:男は体に悪いというピントのズレた思い込み