ラブセレブのあらすじ・作品解説
「ラブセレブ」は少女コミック(小学館)にて2004年から2006年まで連載された新條まゆによる漫画である。単行本は全7巻あり、2005年にドラマCD化されている。 主人公は中園キララというトップアイドルを目指す女子高生。夢を追いかけ、どんなちょい役も汚れ役もこなす純情なところがある。ある日、マネージャーに連れられて行ったのは「体を張って」仕事をとるという業界コンパ。男に襲われそうになるキララを助けたのは、銀髪の美少年だったのだが彼は単にキララが処女だから自分のものにしたかったのだという。その翌日からなぜかキララにはオファーが殺到するのだが、その裏で動いていたのは実は日本一の権力者である銀髪の少年、藤原銀蔵だった。キララを気に入った銀蔵とともに、トップアイドルへの道をかけ登っていく成長ストーリー。また、天然でちょっとドジなキララとそんなキララに触れて優しくなる銀蔵とのちょっとエッチなラブコメディである。
ラブセレブの評価
ラブセレブの感想
妄想女子にはたまらないシンデレラストーリー
「女子の夢・妄想」を表現この作品を読むと非常に既視感を感じるのは、同じ新條まゆ氏の作品、快感フレーズや覇王愛人に非常に似通った展開だからだろう。平凡な女子高生が、ある日突然イケメンのアイドルなり、金持ちなりマフィアなりに関わって、恋人関係になり、あっという間に人生が変容していく。そんな女性なら一度は願う玉の輿のような妄想、ラブセレブもその類の作品である。快感フレーズや覇王愛人との違いとして、ラブセレブはあこがれの対象となる主人公藤原銀蔵の金持ち具合や権力とやらの描写が非常にあいまいである。音楽の才能で一財を築いた快感フレーズの大河内咲夜や、香港マフィアのボス黒龍に比較すると、銀蔵は祖父や父親が政界や財界の権力者というだけで、なぜ16歳なのにこんなに好き勝手ができるのかという疑問にぶち当たってしまい、いまいち彼がどう凄いのかよくわからない。そういう意味では、ちびまる子ちゃんに出てくる花輪君...この感想を読む
笑える要素多し
売れない女子高生アイドルと超セレブなイケメン権力者の恋愛をえがくラブコメマンガです。売れないアイドルだけどカラダはきれいな中園キララはマネージャー花巻にだまされて業界のエッチコンパに行く羽目に。そこでキララを気に入ったのは、処女大好きな超セレブ男子、藤原銀蔵で・・・というのが1巻のあらすじになっています。今回もかなり、新條先生らしいマンガになっているのですが、結構ギャグというか笑えるシーン満載なのが特徴的です。かなりギャグ路線というか、ギャグ色が強くなりましたが、かえってそのおもいっきりの良さは私は好感がもてました。気になる方は是非よんでみてください。
ラブセレブの登場キャラクター
藤原銀蔵
よみがな:ふじわら ぎんぞう ニックネーム:銀 性格:飽きっぽい 特徴:思い込みが激しく、世間知らず 好きな食べ物:苺 父親:財界のドン 祖父:総理大臣 好きな動物:うさぎ 存在:時期首相の座を約束された日本一の権力者 タブー:銀蔵と呼ぶこと
中園キララ
よみがな:なかぞの きらら 年齢(作品時):16歳 性別:女性 国籍:日本 所属:高校生 性格:明るく前向き 特徴:感じやすく天然エッチ 物語上での目的:トップアイドルを目指す 記憶:デビューする12歳までない 出会い:業界コンパ