ふしぎの海のナディアの感想一覧
アニメ「ふしぎの海のナディア」についての感想が4件掲載中です。実際にアニメを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
私の記憶の中で一番の傑作アニメ!
冒険活劇って...あまり好きなジャンルじゃなかったんですが、このアニメにはハマりましたね。キャラクターたちが魅力的過ぎる!!エヴァンゲリオンの前身とも呼べる作品ですので、随所にその片鱗は見えるんですよね。例えば、アダムの存在とか。あれってエヴァンゲリオンそのままですよね〜設定は随分違いますけど。最終的には、人間という生き物は他星からやってきたアトランティス人によって作られた下僕としての生き物という展開もビックリさせられました。NHKで放送されていたわりにはエグい描写もあり、未だに記憶に残っています。話の途中で、垂れてる部分はあります。アフリカに行くシーンなんて、あそこまで引っ張る意味があったのか!?と首を傾げてしまいます。でもラストは素晴らしいですね。映画のアルマゲドンはとても人気が出て、後世に残る名作となるでしょうけど、その前にほぼ同じことをナディアで語っているんですよね。ネモ船長が未来を...この感想を読む
正統派冒険活劇。
エヴァンゲリオンの庵野監督が制作した、海洋冒険アニメ。19世紀のクラシックなスタイルと、ネモ船長率いるノーチラス号などの近未来の世界がうまく融合していて独特の世界観を作っています。戦闘シーンや物語のテーマ、古代文明や神話のモチーフなどは後のエヴァンゲリオンを彷彿とさせる感じ。この作品は登場人物が生き生きとしていて、非常に人間くさいのが魅力的です。特に好きなのは、グランディス・サンソン・ハンソンの3人組。明らかにタイムボカンシリーズを意識した設定ですが、この3人が出てくると非常になごみます。あと、ヒロインのナディアの性格がかわいくないところもいいです。笑もう大分前の作品ですが、エヴァンゲリオンより私は好きです。
勇気と希望を与えてくれたアニメ
ふしぎの海のナディアは私が小学生の時に、Bs2で6時から放送されていて、この作品に出てくるナディアの友達のライオンの赤ちゃんが私はとっても大好きで、思わず似た人形を買ってもらったことがあります。ジャンは明るいけど少しおとなしく弱々しくてナディアは、正反対で活発で明るくてとっても強い女の子でもときおりジャンの知識が役に立ってピンチをすり抜けたりもする。少し純粋な恋模様もあってとっても私は楽しくていつもかかさず見てました。ナディアみたいになりたいなって思ったこともあります。今は子供たちにも見せたいなっと思ってます。ジャンとナディア両想いだったと大人になって知りました(笑)
少年と少女の冒険の始まり。
エヴァンゲリオンが作品としてこの世に生まれる以前、アニメ制作会社ガイナックスがNHKのゴールデンタイムに手掛けたアニメが存在した。それがこの『ふしぎの海のナディア』である。監督の庵野秀明をはじめとして、EVAを造ったクリエイターたちがかかわった作品だけあってハイレベルではあるが、この1巻はまだまだ大人しめ。『海底2万哩』はあくまで原案、設定の一部を借りてきた(他からもパロディ的に借りてきたものも多数あるが)だけであり、まったくの別方向に物語は展開していくことになる。今巻では」とりあえず最初のお話として少年・ジャンと少女・ナディアが出会い、世界の行く末をも左右する戦いに巻き込まれた・・・とだけ理解できればそれでよい。