五体不満足の評価
五体不満足の感想
障害者って何だろう
高校生の頃、とても多感な時期に読みました。同時期に読んだ後輩は、「この人の文章が苦手だ。」と言っていて、その頃の私は、その気持ちが分かるような気がしていました。でも、きっと分かった気がしただけなんだろうなぁと、今は思います。障害者って何だろう、健常者じゃない人のこと?助けが必要な人のこと?考え出すと訳が分からなくなります。私は、『五体不満足』を読んで、ご両親、そして小学校時代、色々な経験を通して乙武さん自身が、何でも出来るように促してやってこられた、環境というか姿勢というかが、良いなぁと思いました。母親になってみて、私なんかが烏滸がましいですが、乙武さんのお母様の気持ちが分かるなぁと思いました。困っている人が居たら、その人が必要な手助けをできるようになりたいと思います。
最近色々言われてますが
イタリア料理店でしたか、車椅子で入れないだの何だので何かトラブっていらっしゃったようですが、何だかそこまで叩かれることかなと思ってしまいます、有名税なのかな。ネットで叩かれ、ブログやツイッターが炎上する芸能人多いですからね、最近。この本は人からすすめられて読みました。大人にも子供にも読みやすいように書かれています。四肢がない状態で生まれ、色々不便なこともあったのでしょうが、お母さんが生まれたばかりの乙武氏を見て「かわいい」と仰ったという、それが乙武氏のご活躍に結び付いたのかなと思います。ただ障害者であろうとそうでなかろうと、外交的な人は外交的、内向的な人は内向的、誰もが乙武氏のように堂々としてはいられない、そこもきちんと理解が必要だと思います。その辺も分かった上で、私は乙武氏を好きです。