バキの感想一覧
漫画「バキ」についての感想が4件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
グラップラーバキ
この漫画の魅力この漫画の主人公であるバキ【範馬刃牙】目的は何かというと、父親で地上最強の男である範馬勇次郎を倒すこと。つまり親子喧嘩の話ということなのですが、あまりにもスケールが大きくて現実とは程遠い話になっています。男としては、そこが逆に憧れて見てしまう部分なのかもしれませんね。バキの世界が現実に存在している国や街や施設など、リアリティがある所も魅力の一つですね。そして親子喧嘩に勝つための道のりの途中で出会う様々な人達もや野獣や中国拳法の使い手、更に原人といった個性派揃いですし、どんどんバキの世界に引き込まれていきます。父親に挑むバキの心意バキの最大目標である範馬勇次郎になぜ闘いを挑むのか。それは母親を殺されたから?それもあるとは思いますが、僕が思う理由はというと、単なる寂しがり屋の甘えん坊で嫉妬心からくる反抗ではないかと思っています。母親は息子よりも父親に夢中ですし、父親は息子に対...この感想を読む
バキ、少し違う視点からの考察
最凶死刑囚編、主人公より強いかもしれないキャラクター達!?この章で、もしかすると範馬勇次郎の他にも主人公のバキより強いのではないかと思うキャラクター達がいる。まずその1人に挙げられるのは、伝説の喧嘩師、花山薫だ。その要素として、彼は前作、グラップラー刃牙でバキと一度闘っているが、きちんとした決着はついていないように思える。最大トーナメント戦では愚地克己戦で敗れたものの、3度は自分に勝つ機会があったと克己自身も語っていた。そして今回、バキに不意打ちを仕掛けたうえに、その姿とやり方に勇次郎を連想させたスペックを相手にして無呼吸打法の連打と卑劣な武器攻撃を受けきり、己の素手のみで見事誰よりも早く死刑囚の1人を倒した事が大きい。次は、怪力無双、アメリカ1強い男、ビスケット・オリバである。彼の筋肉は作中でもトップクラスの圧倒的大きさを誇る。その強さは勇次郎も認めていて、見た目とは裏腹に知識も豊富だ...この感想を読む
キャラクター紹介の段階
言ってしまえばこの巻は、新シリーズで戦うことになる5人の死刑囚の紹介の段階です。今後登場する人物のそれぞれが、いったいどのような経歴をもった人物で、どれほど残虐で、どのくらい強いのか。そういったことを表す巻です。これはある種、40数巻も単行本が出るほどに人気で長く連載された「グラップラー刃牙」があるからこそできたことだといえるでしょう。だって、徳川のじっちゃんはおろか、主人公である刃牙の説明すらロクにされてないんですから。要は前シリーズを読んでおけ、と、そういうことです。そして刃牙シリーズでお馴染みの、「新キャラの強さを表すために以前のキャラがボコボコにされる」シリーズ。今回はガーレンでした。前作でも散々強さをアピールした挙句一回で負けたキャラなので、大きく印象には残りませんでしたが・・・。
シコルスキーぼこぼこ
シコルスキーとジャック・ハンマーの戦いが始まりました。ジャックはものすごく強くなってました。もう噛み技だけじゃありませんね。トイレで戦いが始まり、その次は小さな公衆電話ボックスです。しかも、一般人が入ってるところ!めっちゃ可哀想ですよね。その一般人!電話中にいきなりでかい奴が2人入ってきて壮絶な殴り合いが始まるんですよ。しんじゃいます。そして、シコルスキーは地下闘技場に連れられ、現れたのはガイアです。めっちゃ久し振りですよね。ガイアは砂にまみれて姿を消したのですが、そんな砂に塗れるだけで姿を消せるわけないじゃないですか。まあ、シコルスキーはボロボロでしたけど。次は柳と渋川が、決闘します。楽しみです。