鉄のラインバレルのあらすじ・作品解説
鉄のラインバレルは、清水栄一と下口智裕のコンビによって描かれている少年向けコミック作品であり、2014年の時点で、0巻から24巻までの計25冊の単行本がチャンピオンREDコミックスと呼ばれるレーベルで発売されている。 掲載雑誌は、秋田書店の月刊誌であるチャンピオンREDであり、2005年の2月号から連載が開始された。 連載が開始された時代よりも未来の時代である2019年を舞台とした物語であり、多数の巨大ロボットの戦闘や世界を巻き込む規模の大きな陰謀が描かれている。 主人公である早瀬浩一は、いじめられっこの少年であったが、巨大ロボットであるラインバレルの力を手に入れたことにより、加藤機関とJUDAの熾烈な戦いに巻き込まれることになる。 2008年にはアニメ放送も行われたが、コミック版とはストーリーや設定において異なる点が多い。 アニメDVDは全部で9巻発売されており、2013年にはBlue-RayBoxも発売された。
鉄のラインバレルの評価
鉄のラインバレルの感想
"てつ"じゃないよ!"くろがね"だよ!
タイトルにも書いたように、この漫画のタイトルは間違われやすいです。"てつ"ではなく"くろがね"です。 この作品は2005年から2015年までの間の10年間に渡ってチャンピオンREDコミックスより出版されていた漫画です。著者は最近話題になっている現代版ウルトラマンの漫画「ULTRAMAN」を描かれている、清水栄一さんと下口智裕さんのタッグによる作品です。さて、本題に入ります。私はとてもロボット系の漫画が好きで今まで色々な作品を読んで来ましたが、この漫画の特徴と言えるのは出てくる機体は基本格好良いということです。全ての機体において「この機体、主人公機?」と思えるような仕上がりになっており、新しい機体が出てくる度に「おぉ〜!」といった感じで読むことができます。ただ、評価の画力が☆3なのは戦闘シーンにおいてとても線が多く、何が起こっているのか少しわかりづらい部分があったためです。戦っていることはわかるけれど、細かいどうい...この感想を読む
これが本当のラインバレル
アニメ化で有名になったこの鉄のラインバレルだが、原作とアニメではかなり設定面やストーリー面での違いがある。主人公の浩一がラインバレルという力を得て増長していくのはアニメでもあったことだが、原作の場合浩一がその力を得るのは幼少期の話でありヒロインが空から降ってきたりはしない。またアニメでは定番のセリフとなった「最低です」だが、原作では城崎はこの巻くらいでしか使用しておらず、やはりアニメとは大きく彼女の印象も異なる。決してアニメ版がつまらないとは言わないが、原作がある作品は原作が一番面白いというのが基本的な私の考え方である。ゆえにラインバレルはアニメの方が有名な節があるが、是非とも多くの方にアニメとは違うラインバレルを読んでいただきたいものだ。
鉄のラインバレルの登場キャラクター
道明寺誠
よみがな:どうみょうじまこと 生年月日:2005年1月1日 年齢(作品時):14歳 身長:183cm 体重:65kg 性別:男 所属:JUDAアルバイト 性格:義理人情に厚い性格 特徴:元々は一般人だが、ファクターである浩一の攻撃を全てかわすなど、高い身体能力とセンスを持つ。 趣味:バイク 出身地:東京都
石神邦生
よみがな:いしがみくにお 生年月日:10月10日 血液型:O型 身長:186cm 体重:70kg 性別:男 所属:JUDAコーポレーションの社長 性格:子供っぽい愉快で傍迷惑な性格。 趣味:料理(特にちらし寿司) 出身地:静岡県 搭乗機:ジュダ
矢島英明
よみがな:やじまひであき 生年月日:2004年8月2日 年齢(作品時):15歳 血液型:A型 身長:180cm 体重:62kg 性別:男 特徴:浩一の幼馴染。理沙子に想いを寄せていたが、彼女や浩一のことを考えその思いを封じ込めていた。 趣味:野球 出身地:東京都 搭乗機:アパレシオン