では多数決をとろう
早乙女亮一
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脳内ポイズンベリーは水城せとなによる少女漫画作品。2010年に連載が開始され、「コーラス」「cocohana」に掲載された。 主人公でケータイ小説を書いている櫻井いちこは合コンで知り合った美大卒のフリーター、早乙女亮一を好きになり、付き合うことになる。いちこの脳内では吉田、池田、ハトコ、石橋、岸という異なる性格を持った5人のキャラクターが常に「脳内会議」を繰り広げており、何を喋るか、どちらを選ぶかなど、いちこの取る行動は全て実はこの会議によって決定されたものだった。 理性や衝動、ネガティブやポジティブなど人間の様々な感情が擬人化され、キャラクターになっているという奇想天外な設定が新しい。 気ままで考えの読めない早乙女と、脳内会議の決定に従って暴走しがちな言動をとるいちこ。ふたりの恋は上手く行くのかがこの作品の見どころ。 2015年には映画化され、櫻井いちこを真木よう子が、早乙女亮一を古川雄輝が演じている。
「脳内ポイズンベリー」は、水城せとな先生の恋愛コミックです。童顔で年齢より若く見える主人公の櫻井いちこは、飲み会で23歳の若い男に一目ぼれしてしまいます。後日、偶然駅で彼を見かけたいちこ。声をかけるかかけないか、脳内で意見が飛び交って・・・というあらすじの漫画になっています。心の葛藤を「脳内会議」という形で描いた漫画で、脳内会議には5名ほどのレギュラーキャラクターが出てくるのですが、元気系、ネガティブ系、多数派に従いがちなど個性豊かで笑えます。特にネガティブな池田が面白くて、「来月30になるのにそんなビミョーな気まずい思い出増やしたくない!」と本気で叫ぶシーンには笑ってしまいました。斬新なアイデアなので、次巻もたのしみです。
よみがな:さおとめりょういち 年齢(作品時):23歳 性別:男性 国籍:日本 住まい:新丸子のアパートで一人暮らし 所属:アルバイト 特徴:高所恐怖症 趣味:造形 好きな食べ物:肉 嫌いな食べ物:野菜
よみがな:さくらいいちこ ニックネーム:いちこちゃん 年齢(作品時):30歳 性別:女性 国籍:日本 住まい:元住吉で一人暮らし 性格:ネガティブで悩みやすい 趣味:手芸 癖:頭の中で色んな状況を考えて思い込んでしまう トラウマ:婚約者の浮気相手が妊娠し婚約を破棄された
早乙女亮一
主人公、櫻井いちこの脳内での会議で吉田が発する決まり文句
櫻井いちこ
自身の行動を決める際に、脳内で4人の会議が開かれ口々に意見を言われている状態の主人公の心境
早乙女亮一
いちこが早乙女の作品である「おさかなとチューリップ」の意味を聞くとこう答える