精神分析学入門の評価
精神分析学入門の感想
精神分析入門
しくじり行為など夢分析が詰め込まれたこの書物は一度通読した方が良い。なぜなら、無意識の話になると人々は混乱し、それを全力で否定する。特に夢の場合は顕著である。フロイト流に述べれば顔貌のあこがれである。それを薄々感じている患者は徹底的に分析され、吟味される。けれども、リビドー、要するに性欲が根元と云うのは間違っている。フロイトもショーペンハウアーの本を読んでいたはずなのに性格が元凶であることを認めなかったのだろうか? 私はそこに疑問であるし、現在では哲学者たちによって精神分析は否定されてしまった。なぜなら、夢分析と云うあいまいな概念を患者で試すという愚かな行為が多数あったからである。夢が願望の表れと言ってもさすがに家の前に車が止まっていたりした場合、その光景が時々夢に出てくる場合がある。それも願望の表れと云うのであろうか?