清川流也 - 将太の寿司のキャラクター

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漫画レビュー数 3,135件

将太の寿司

4.004.00
画力
3.50
ストーリー
3.00
キャラクター
3.50
設定
3.50
演出
3.50
感想数
1
読んだ人
1

清川流也のプロフィール

本名清川流也
よみがなきよかわ りゅうや
ニックネーム牛若丸
年齢(作品時)21歳
性別男性
国籍日本
所属名店「寿司玄」の店主で「愛宕の大天狗」と呼ばれる父・参次郎から5歳の頃からスパルタ指導を受け、10歳でツケ場に立ち、大会参加時にはベテラン職人の小政でさえ「化け物」と呼ぶほど凄腕の職人
性格性格は「天狗」と呼ばれる父に似て傲慢でエリート意識が強く、自分の作った寿司の味は凡人には分からないと考えている。
価値観流也の父の参治朗はかつて鳳寿司で働いており、征五郎の兄弟子だった。しかし先代の親方は傲慢な参治朗ではなく征五郎を跡継ぎに選んだ。参治朗は征五郎を恨んで、30年以上も鳳寿司にたび重なる嫌がらせをしてきた。息子の流也も父の憎しみを受け継いでおり、対決が始まる前は将太を完全に見下していた。
特技普通の職人は寿司を5手で握るが、流也は長年の修行で体得した「小手返し」という技を使って3手で握る。
物語上での目的将太とは新人コンクール2回戦・早握り勝負で対決。流也は長年の修行で体得した「小手返し」という技で3手で握る。そのため、早握り勝負では流也が圧倒的に有利かと思われたが、新たな技「たて返し」を会得した将太は流也と互角の勝負を行う。その結果、数ではわずかに流也が上回ったが、味では早握りの中でも寿司を握る際の基本を守った将太が勝っており、流也は敗北した。敗れた流也を参治郎は罵倒と共に激しく打ち据え、それを見ていた審査員に、親子共々「実の親子でありながら修羅の心で戦いに明け暮れるばかり」と評された。

将太の寿司の他の登場キャラクター

将太の寿司の感想

美味そうな寿司に食欲を掻き立てられること間違いなし

『ミスター味っ子』に続く寺沢 大介の料理漫画『ミスター味っ子』『喰いタン』など、少年誌において料理漫画を連載してきた漫画家・寺沢大介。料理漫画は青年誌で連載されることが多いが、寺沢大介の作品は少年誌に掲載されることが多い。故に、幼い頃から寺沢大介作品に親しんできたという読者は多い。料理漫画は実際の現実社会に即して、添加物や農薬など、食材の現状(いま)を題材にすることが多いが、少年誌向けとあって『将太の寿司』にそういった要素はない。あるのは常に、より美味い寿司を求める姿勢である。常に美味い寿司をひたむきに追いかける漫画・及び主人公の将太の姿勢は、嫌味がなく清廉で、少年読者にも読みやすい作品となっている。美味そうな寿司に食欲倍増! 読後に寿司が食いたくなる漫画『将太の寿司』の大きな見どころの一つが、作中に登場する寿司の数々であろう。これが実に美味そうで、読後は寿司が食べたくなること間違いなし...この感想を読む

4.04.0
  • すらりすらり
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