青春時代がプレイバックする淡い青春ストーリーに胸きゅんです - スウィングガールズの感想

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スウィングガールズ

4.574.57
映像
4.29
脚本
4.32
キャスト
4.50
音楽
4.75
演出
4.32
感想数
14
観た人
21

青春時代がプレイバックする淡い青春ストーリーに胸きゅんです

4.54.5
映像
3.5
脚本
4.0
キャスト
4.5
音楽
4.5
演出
4.0

上野樹里さん、貫地谷しほりさん、本仮屋ユイカさんなどこの映画から巣立っていったと言っても過言ではないメンバーが多く出ており、正直まだみんな良い意味でも悪い意味でも若くて演技となるとイマイチなのですが、青春時代らしくまっすぐに演じていて、観ていて心地よい映画です。 きっと同じ演技を今の年齢でやって欲しいと頼んでも二度とできない演技がそこにあります。 クライマックスまで少し考えば想像できるような安易な展開なのは確かなのですが、あの安易さが上記したように青春時代のまっすぐさとリンクしていて、自分の青春時代をプレイバックして感傷に浸れます。特に高校時代、部活に励んでいた人は結構共感できるのではないでしょうか。 この映画を聞いた後、スゥイングしたくなりサントラを買って、しばらく車内のBGMは「SING SING SING」でした。この曲を始め、観たあとしばらくの間、明るくポップな気持ちをキープできる眩しい映画です。青春っていいよね。

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繰り返し見ても面白い『スウィングガールズ』

洋画に比べ、邦画の状況は険しい読者諸兄は、映画ならば洋画・邦画どちらを観ることが多いだろうか。おそらく邦画作品と答える人は少数派になるだろう。近年、邦画は目に見えて低迷している。興行収入といった数字の部分も、また話題性といった数値されない部分においても、残念ながら邦画は洋画には遠く及ばないといえるだろう。俳優の演技力の低さ、宣伝広告費の不足。要因は様々あれど、帰結するのは「つまらないから」というたった一つの事実だ。物語に緩急がない。役者の演技がそれを補えず、むしろ誰がやっても同じ演技に見える。そんなものに、2000円近くの大金をはたいて観にいこうとは思わない。まして今やレンタルやネット配信などでいつでも手軽に見れるのだし…。と、邦画に対する世間の風当たりはかなり強いが、それでもたまに何度も観たくなるような傑作が生まれてくる。『スウィングガールズ』も、その一つだ。田舎街で吹奏楽を始めるこ...この感想を読む

4.54.5
  • すらりすらり
  • 443view
  • 2028文字
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