雪の中の壱岐正が忘れられません。
雪の中の唐沢君の存在感が圧倒した
壱岐正という仕事人が、すばらしいのひとことで見ていました「不毛地帯」。和久井映見さんは、このころから奥さん役をやっていたんですね。仕事の気が合うのかもしれないですね。それにしてもドラマ感のすばらしさ。視聴率がちょっとわるかったからって1回減らしたんですね放送を。そんなことしなくていいのに。ちゃんとみてましたよ。昭和のあの時代にひっぱりこまれるんです。話の展開の鍵を握る役の多かった竹之内豊さんの演技もすばらしかった。これからもがんばってほしいです。
青年期は斎藤工
壱岐正の青年期が、斎藤工だと知ってびっくりしました。第5話・・みたかったなぁ。シベリア時代かな?とにかく見ておきたかったです。いろいろな作品に出られてるんですね。見られなくて残念です。再放送を願います。
戦っていた企業
意味はよくわからなくとも、企業の戦いがよく描かれていた作品でした。こんな深い小説を書ける人はすごいな。と思いました。岸辺一徳との戦いもすごかったし、外国との交渉の激しさがありありと描かれていて、すごいの一言でした。こんな良い作品を見ないなんて…世の中は忙しすぎるのでしょうか。音楽が坂本龍一なんですね。知らなかったです。やはり音楽がいいと空間が広がりますね。挿入歌トム・ウェイツの響き渡る声が、雪景色と重なって、すごかったです。やはり22時という時間帯に問題があったのでは?と思いました。大人のむつかしいドラマですから。ぜひとも中学生高校生にもみてほしかったですね。心に響くなにかがあったとおもいますよ。最終回…どういう風に終ったのか。私、わからないんです。あの挿入歌にように心に雪をあびながら耐えて終ったんでしょうか。気になります。DVDにデレクターズカット版があるらしいので、ぜひ見てみたいとおもいました。小雪さんが美しかったですね。壱岐の愛人になります。仕事が出来る人って、伴侶のほかに愛人ができるものなのでしょうか。ラブシーンはなかったけれど、このシーンは見ていたので印象的です。絶大な権力をほこっていた、岸辺一徳さんは失墜します。そのとき泣きながら「壱岐正という男…」を、ののしりおそろしがったシーンがわすれられません。失墜した男がこれからどんな落ち方をするのかが心配だったし、涙がでました。最後に”壱岐正”を演じきった唐沢敏明さんには、頭が下がる思いでいっぱいです。青年期を演じた斎藤工さんにもありがとうといいたいです。この作品をつくってくれた原作者さんにお礼をいいます。ありがとうございました。ずっとわすれません。
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