妹よのあらすじ・作品解説
妹よは1994年10月17日から12月19日にかけてフジテレビ系で放送されたテレビドラマである。 ドラマ妹よは貧しい家で育った、和久井映見演じる松井ゆき子はふとしたことから大企業の御曹司、唐沢寿明演じる高木雅史と出会うのである。ゆき子は雅史との立場の違いから戸惑いながらも、ゆき子の兄、岸谷五朗演じる菊井菊雄の応援で恋を実らせようとするのである。一方で反抗心から家出していた高木の妹、鶴田真由演じる高木瞳も菊雄・ゆき子の兄妹のことをしり、自分の生き方を変えていこうとするのである。そんな二組の兄妹と二組のカップルの行方を描くラブストーリーである。 そしてドラマのキーマンのひとりとして、小林すすむ演じる佐々木正行は雅史の運転手でもあり、とても良き理解者である。ゆき子に対しても好意的に接し、豊原功補演じる三浦真司の秘密も握っているのである。 このドラマの主演をつとめる和久井映見はフジテレビ月9に初めて主演した作品である。
妹よの評価
妹よの感想
’94年のフジテレビ月9を彩った名作。
貧乏暮らしのOLと御曹司が恋に落ちる、王道のラブストーリー。“健気で可愛らしいーーだがしかし、それ以上に芯が強い”そんな女性を演じさせたら右に出るものはいない。和久井映見のハマリ役だ。「妹よ」の脚本は水橋文美江。同’94年、同じくフジテレビ系列で放送された「夏子の酒」の脚本家だ。ヒロイン夏子を和久井映見が好演していたことを考えると、「妹よ」は彼女の為に当て書きされた作品なのではなかろうかとさえ思える。そしてまた、若かりし日の唐沢寿明演じる御曹司がいい。後々の「白い巨塔」や「不毛地帯」もそうだが、自分の“血”や“国”など、目に見えない大きなバックボーンを背負うことの出来る数少ない俳優だ。「妹よ」での唐沢演じる高木雅史は、“御曹司”という世間や父親からの重圧、若い内からの社会的評価や不自由さを背負っている。自分の運命を悟りきれない憂いを帯びた目。その目に映るのが、慎ましく生きる平凡なOLのゆ...この感想を読む
シンデレラストーリー
幼心にムネキュンするシンデレラストーリー!貧乏な家庭に産まれた兄妹2人の切ない恋物語妹は御曹司と、兄はその御曹司の妹との恋愛模様を描く!妹は、と雨の日に出会った御曹司に気に入られ、一途な想いに互いに惹かれあう兄は、偶然入ったキャバクラで働いていたキャバ嬢に惚れてしまう。だが、そのキャバ嬢は、御曹司の妹であり、実家に勘当されてた。内容わたしは、まず主人公が和久井江見という女優さんであることそして、御曹司役に唐沢敏明であることがすでに魅力を感じました。そして、純粋な2人の恋愛模様が本当にシンデレラ!王子様が姫を迎えに行く。本当にたまりません!そして、兄は岸谷吾朗さん田舎から出てきて、きらびやかなキャバクラに行き純粋だからこそ、働いていた御曹司の妹鶴田真由さんに惚れてしまいます。しかし、鶴田真由さん演じる妹にはヒモ同然の売れないミュージシャンが。。。兄妹同士の恋愛うまくいくと思うと問題が発生...この感想を読む