これを見たら結婚や家庭は欲しくなくなる 一人ぼっちが好きになる映画
フランソワ・オゾン監督はゲイだけ有って、女を描かせると意地悪なほどお見事です。 舞台は1950年代のフランス。雪に閉ざされた大邸宅で、主人が何者かに殺された、其処に居る女は8人、これらの女は皆何かしらの殺意が有る。 時はクリスマス、彼女たちが歌います、フランスの女優さんは特別なベッピンさんではないけど、癖のある顔で、アメリカ映画とは違うものもってます。言っておきますが決して美人ではないのです。 オゾン監督の手はドンと落ち着いた奥様からティーンの娘やメイドのおねーチャンまでクルクルと手玉に取ります。 フランス映画が面白くて好きなのは、基本的にフランス映画は金が無いから、えんえんと普通の家庭で普通の生活を見せてくれて、身近なところをちくちくと突付くからなんだろうと思います。 カトリックの下地があるところで育ったら良く判るのですが、離婚しない代わりに恋人が居るとか、この類のぐじゃぐじゃな花王愛の劇場みたいなのは実は、結構あるんです。
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