アンナ・カレーニナのあらすじ・作品解説
アンナ・カレーニナは、トルストイの小説を元にした映画作品で、モスフィルムが1967年に制作、公開された。 1877年に単行本化されて以降、過去いくども映画化されており、最も古いものでは1927年のサイレント映画として制作されている。 今作品は、美貌を持つ妻・アンナが青年将校・ウロンスキーと偶然出会ったことから始まる不倫の物語である。 舞台はロシア・ペテルブルグ。高官のカレーニナと美貌の妻・アンナの間には、一人息子のセリョージャがいる。アンナは常日頃から夫の形式主義的な言動や態度に不満を持っており、社交界に出席しても上流階級の欺瞞を感じていた。そんな時、ある偶然から青年将校・ウロンスキーと出会う。 ウロンスキーの端正な顔立ちと熱いまなざしに、アンナはこころを奪われてしまうのであった。二人の不倫はペテルブルグの社交界で噂となり始めていたが、夫は世間体から離婚など微塵も考えていない。 愛しあうアンナとウロンスキーの2人はある決断をすることになる。
アンナ・カレーニナの評価
アンナ・カレーニナの感想
ロシア文学の大作
実は読んだことのないロシア文学の名作、アンナ・カレーニナ。映像化された作品を見ることで、興味がわいた物語のひとつです。現地で撮影された映像は、雰囲気をよく伝えていると思うし、何より映像が美しいです。バレエ大国のイメージもある国ですから、優雅な舞台設定はやはりそれならではのものかもしれません。華やかでロマンティックな展開とは裏腹に、哀しくてあまりにも残酷な結末もこの作品の魅力なのだと思います。婚活中の女性から見ると、「え、結局そういうことなの」と思うこともあるかもしれないと思うのは私だけかもしれませんが、感じ方は人それぞれでしょう。フランス女優さんはみんなもともといい雰囲気を持っている人が多いですが、この作品のソフィー・マルソーもよかったです。
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