スイミング・プールのあらすじ/作品解説

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映画レビュー数 5,784件

スイミング・プール

4.004.00
映像
4.50
脚本
4.00
キャスト
4.00
音楽
3.50
演出
4.00
感想数
2
観た人
2

スイミング・プールのあらすじ・作品解説

南仏の別荘で起きる殺人事件を、現実と幻想が交錯するミステリータッチで描いた、2003年に公開された英・仏合作映画。監督/脚本は「まぼろし」「ぼくを葬る(おくる)」のフランソワ・オゾン。2003年のカンヌ映画祭パルム・ドール賞にノミネートされた。 イギリスの人気ミステリー作家で中年のサラは創作に行き詰り、出版社社長ジョンの勧めで、彼の所有する南仏の高級リゾート地のプール付き別荘に滞在することに。けれど、別荘の環境は気に入ったものの、プールには枯葉が浮き寂れている。ほどなくして彼の娘だと言う若い娘ジュリーがやってきて静寂が破られる。彼女の奔放な振る舞いはサラの神経を逆なでするが…。 主演のサラ役「愛の嵐」「オルカ」のシャーロット・ランプリングは、ヨーロッパ映画賞女優賞を獲得、ジュリーを「8人の女たち」「焼け石に水」のリュディヴィーヌ・サニエ、ジョンを「エイリアン3」「ゴールデン・チャイルド」のチャールズ・ダンスが演じている。他にジャン=マリー・ラムール、マルク・ファヨールなど。

スイミング・プールの評価

総合評価
4.004.00
(2件)
映像
4.504.50
脚本
4.004.00
キャスト
4.004.00
音楽
3.503.50
演出
4.004.00

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スイミング・プールの感想

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オゾンワールドにどっぷりつかる

最後の最後で鳥肌がぞわわわわってたった。最後の最後でどんでん返し系。決して派手などんでん返しではない。むしろひっそりとしたどんでん返しだから、背筋がすっと冷えるようなぞわっと感。最後の最後まで、ただ単のエロ系やわいサスペンスフランス映画かな〜という感じで見ていたのに、あれ?なんでこの女の子は太ってしまったの?あれ?クロスは?あれ?あれ?って思っている間にだんだんとわかってくる、今まで私たちが見せられていたのは、完全なるフィクションだったのではないか、この作家の中の物語でしかなかったのではないか、ということ。それも、作家はもちろんわかっているから、彼女は普通にその現実に混ざっていくんです。違和感を抱くのは鑑賞者の私たちだけ。映画の途中でキャラクターの顔が変化するなんて「ハウルの動く城」くらいかと思ってたのに。見終わってから気づきました。ジャケット写真の影だけ映る人物に。スタイルのいい綺麗...この感想を読む

4.04.0
  • アニーアニー
  • 49view
  • 534文字

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