超高速!参勤交代を見た感想 - 超高速!参勤交代の感想

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映画レビュー数 5,784件

超高速!参勤交代

4.174.17
映像
4.33
脚本
4.33
キャスト
4.33
音楽
3.50
演出
3.83
感想数
3
観た人
5

超高速!参勤交代を見た感想

4.04.0
映像
4.0
脚本
4.0
キャスト
4.0
音楽
3.5
演出
3.5

目次

自分の地元の話でした。


参勤交代をテーマにした映画なんて、あまり興味もなかったのですが、設定の湯長谷藩が自分の地元でしたので、見てみました。ひいき目で見ているのもあって、とても楽しく見ることができました。フィクションなので、本当かどうかは分かりませんが、藩主のお殿様がとても良い方で誇らしかったです。
すべてのお殿様がそうだったか分かりませんが、昔のほとんどのお殿様は質素倹約に努め、領民のことを大切にしていたそうです。まぁ、あまり領民の不満をあおっても年貢も納めてもらえなくなっちゃうし、色々計算あってのことかもしれませんが。


貧乏藩が無理な参勤交代を申しつけられます。


参勤交代って、徳川幕府が各大名にお金を使わせるためにさせていたイベントですよね。お金があって幕府に謀反とかされたら困りますから。なので、貧乏藩には本当に迷惑なイベントだったと思います。湯長谷藩は貧乏な藩で、でもどうにかこうにか参勤交代を務め終えて、やれやれ、湯長谷藩に戻ってきたとその矢先に、幕府からあらぬ疑いをかけられて、また江戸に参れと言われます。本当にひどいです。「えーさっき行ったじゃん。ていうか、疑いかけるなら、もっと早く言ってよ、何日か前に江戸にいたんだからさぁ」という心境だったに違いありませんが、そんな事をいうわけにもいかず、もう一度参勤交代江戸に行くことになります。でもお金がありません。


斬新なアイデアで参勤交代します。


この2回目の参勤交代をどのようにやりすごすかが見ものです。要所要所で参勤交代をチェックする人(?)が見張っています。人数や持ち物をそろえて、お金をかけた立派な行列になっているように見せなければなりません。よそ様の藩から立派な持ち物を借りたり、最小限の人数で何人もの行列を成しているようにみせかけたりします。なんとかやり過ごす様は、笑えますし、応援したくなります。

藩主に好きな人ができます。

途中、湯長谷藩の藩主・内藤政醇だけ単独行動するときに、なんやかんやで恋人ができますが、正直、この恋人、いるかな??って思いました。一応、藩主なのに、ゆきずりの素性のよく分からない娘にここまで感情移入して、大丈夫なのかと不安になりました。でも、最後に小汚い恰好から、清潔でキレイな着物を着て変身した時はとても嬉しい気持ちになりました。やはりシンデレラストーリは女子のあこがれですから。


全体的に


深く感動する話だったり、すごく笑える話でもありませんが、テンポがよくて、最後まで小気味良く見ることができました。見ていて疲れないので、ちょっと時間がある時に気軽に見れます。

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他のレビュアーの感想・評価

貧乏藩のドタバタ参勤交代

時代劇でありながらもすごく面白かった!基本的にコメディなので見やすかったです。だからといって軽すぎるかって言ったらそうでもなく。福島県いわき市に実在した藩だということで、田舎武士らしく訛りがある喋り方とかそういうところが細くてすごくよかったです。物語もなぜ参勤交代しなければいけなくなったのか、どうしてこんな理不尽なことを上様が許したのか。これらのことが明確にわかりやすく描かれているので、とても理解がしやすく子供がみてもわかる内容になっていると感じました。見やすいのにしっかりとした時代劇ってけっこうバランスが難しそうなのですごいなって思います。内藤政醇この物語の主人公なんですがもう優しすぎでしょう!こんないい人が藩主なんて、ここの藩の民はすごく幸せでしょうね。最初まず江戸から帰ってきたときに農民と大根について話している場面があります。こういうところがいろんな人から信用されている元なんでし...この感想を読む

4.04.0
  • ころなころな
  • 201view
  • 1040文字
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とりあえず笑えます!

芸達者な俳優さんを集めたらこんなに面白くなるのねぇ主演の佐々木蔵之介をはじめ皆さんいい味を出してらっしゃる。西村雅彦さんは抜群の安定感で笑わせてくれるし、伊原剛志さんのアクションは超超かっこいいし、上地雄輔さんの斬られっぷりったら!そのまま死んどけ!と思ったのはわたしだけではないはずです。その上地雄輔さん演じる秋山平吾、なかなか面白い人物でしたね。クソが付くほどの真面目な男のはずですが、ところどころ変な表情で笑わせてくれます。山中で狼に遭遇し驚く顔。刺客に追いかけられて川に飛び込むシーン、なんで鼻つまんでんの(笑)幽霊のようになった家老に驚き拝む姿。クソ真面目男だからこその笑わせポイント、というか細かいところまで芝居してんのねぇ、と感心したのでした。惜しかったのは後半の殺陣シーン。迫力満点はいいけれど、忍者多過ぎ!忍者の動きに無理あり過ぎ!ああ、あそこからワイヤーで引っ張んてんのね、と...この感想を読む

4.54.5
  • なかなか
  • 54view
  • 620文字

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