ゲゲゲの鬼太郎のあらすじ・作品解説
水木しげるの同名漫画の平成の劇場版実写化作品の第1作で、2007年に公開された日本映画である。監督は「鴨川ホルモー」の本木克英。 鬼太郎たちが暮らす森に人間界から手紙が届いた。差出人は団地に住む小学生三浦健太。健太は父親晴彦と高校生の姉実花の3人家族で、レジャー施設建設のため裏山にある神社が解体されることとなり、工事開始と共に妖怪が出没し困っているという。鬼太郎らは、妖怪騒ぎは建設工事を進めるため、ねずみ男が仕掛けているものと見破る。とっとと逃げ出したねずみ男は、取り壊し途中の神社で、負の魔力を持った”妖怪石”を見つけるが…。 鬼太郎を「仮面ライダー THE FIRST」のウエンツ瑛士、猫娘を「がんばっていきまっしょい」の田中麗奈、実花を「八日目の蝉」の井上真央、健太を内田流果、晴彦を利重剛、ねずみ男を「探偵はBARにいる」の大泉洋が演じている。目玉のおやじは声優をアニメ版の田の中勇が担当し、砂かけ婆を室井滋、子泣き爺を間寛平。他に小雪、中村獅堂、谷啓、西田敏行など。
ゲゲゲの鬼太郎の評価
ゲゲゲの鬼太郎の感想
お化けたちの戦い
漫画やアニメでお馴染みのゲゲゲの鬼太郎がついに実写化された私が知る限りの一作目。これはお化けの世界にいる主人公が目玉のおやじと猫娘、砂かけ婆に子泣き爺などのお馴染みのメンバーが、人間世界から届いた手紙によるSOSを聞きつけ助けてあげる物語。お化けはただ人を怖がらせたりする対象ではない。助けてくれるお化けもいるんだと子ども達を少なからず安心させてくれるお話。主人公である鬼太郎も見ものだが、おすすめなのはちょっと嫌われやすそうなお化けである。ねずみ男。彼に注目していただきたい。あとは最後に登場する妖狐の女王だったかな。おぉーって思っちゃいます。子どもと一緒に見ることをおすすめします。