とりあえず笑えます!
芸達者な俳優さんを集めたらこんなに面白くなるのねぇ
主演の佐々木蔵之介をはじめ皆さんいい味を出してらっしゃる。西村雅彦さんは抜群の安定感で笑わせてくれるし、伊原剛志さんのアクションは超超かっこいいし、上地雄輔さんの斬られっぷりったら!そのまま死んどけ!と思ったのはわたしだけではないはずです。
その上地雄輔さん演じる秋山平吾、なかなか面白い人物でしたね。クソが付くほどの真面目な男のはずですが、ところどころ変な表情で笑わせてくれます。山中で狼に遭遇し驚く顔。刺客に追いかけられて川に飛び込むシーン、なんで鼻つまんでんの(笑)幽霊のようになった家老に驚き拝む姿。クソ真面目男だからこその笑わせポイント、というか細かいところまで芝居してんのねぇ、と感心したのでした。
惜しかったのは後半の殺陣シーン。迫力満点はいいけれど、忍者多過ぎ!忍者の動きに無理あり過ぎ!ああ、あそこからワイヤーで引っ張んてんのね、とか見てるこちらに思わせないでほしいなぁ。若い柄本時生くんとか二刀流で凄く頑張ってるし、ベテランの寺脇康文さんと六角精児さんの相棒コンビも楽しい殺陣をしてくれてるのになぁ。あんなに刺されまくった上地雄輔さんが生きていたことも驚きでしたが。
とりあえず、忍者の皆さんもう少し現実的な動きをお願いします、と思ったのでした。
最後になっちゃったけれど、主演の佐々木蔵之介さんの殺陣!居合抜き!抜刀術!それはそれは見事でした。
リターンズも楽しみにしてますよ!
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