戦闘 - ブラックホーク・ダウンの感想

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映画レビュー数 5,784件

戦闘

3.53.5
映像
4.0
脚本
3.5
キャスト
3.5
音楽
3.5
演出
4.0

戦闘ものの映画ですかね。この作品は戦争映画としてはいまいち。迫力ある映画と聞いていたがそんなに迫力あるわけでなく、少数部隊で戦うというのがあんましだった。戦うというより倒れた兵士を治療するほうがメインのように感じた。個人的にはプライベートライアンのほうが迫力あってよかった。音響はなんかの民族みたいでエネミーラインやプラトーンのほうが感動した。戦闘シーンに入るとえらい話がしまってストレートな展開に。 兵士全員を連れ帰る(たとえ死んでも)という指揮官の信念により、 町の中心に墜落したヘリの兵士を救出にいくのだが、 町中の数千人の銃をもった民兵に囲まれ次々と命を落としていく。救出に行った部隊がつぎつぎ殲滅させらていく負の連鎖。政治の事情により航空支援はヘリコプターのみという制限と、部下を一人も失いたくないという葛藤に挟まれる司令官には、やたらにハンヴィーを救出に向かわせないことから上級階級軍人に必須の被害対利益を考えた非情と親のような優しさが伺える。

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他のレビュアーの感想・評価

かなりリアルな戦争映画

戦争映画と言えばハリウッドに関しては先入観があった。アメリカ万歳の一方的で正義があるとばかりにやっつけまくるようなものや、かなり創作性の濃い洗浄を舞台とした物語である。本作は実在の事件を元にしており、その点では現実的な制約や政治的な圧力があるとは思うが、意外にもかなりリアルな描写であった。もちろん映画だから多少の脚色や修正もあるだろうが、兵隊たちの描き方もそれぞれに個性があり、軍隊の宣伝のようなどこか綺麗事や美化に彩られたものでない。圧巻なのが戦闘シーンだ。現実の戦闘をかなり研究したのだろうと思えるぐらい迫力があって、今までの戦争映画とは違う。この戦闘シーンだけでも見る価値はあったと思える作品だ。こうしたリアルなものが芸術映画よりのものやドキュメンタリーにはあるが、それだとどうしても映画としての面白さが少ない所がある。現実の事件を舞台にして、それなりにここまで映画として見れる作品に仕上...この感想を読む

4.04.0
  • yukigenoyukigeno
  • 105view
  • 408文字

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