会話がなくても面白い - ウサビッチの感想

2羽のうさぎの真逆さがいい

プーチンはどっちかっていうと物凄く大人しいというか優しい子なんですよね。ちょっと臆病なところもあるけど、そこがまた可愛いというか。ちょっとのことに敏感に反応するから大変そうだなとは思いますけどね(笑)その反応の仕方も「うほっ」ってまるで去るみたいな感じの声を出して顔を真っ青にするからまたいいんですよ。っていうかプーチンの罪状が何ていうかかわいそうっていうか、仕事を一日さぼっただけで、3年も牢屋に入れられるって結構な横暴だと思いますよ。でも舞台がソビエト時代のロシアだから納得っちゃ納得ですけどね。それにキレネンコのことを信頼しているというか頼りになるからなんでしょうけど、常に一緒にいますからね。彼に何かあった時には助けようと必死になるところなんかもう愛すべき存在だと思いますよ。キレネンコもプーチンのことをなんだかんだ気にかけている節があるっていうか。弟みたいな感じに思っているんじゃないでしょうかね。キレて何かあってもプーチンに向かっていくことはそうそうないですから。そう考えると2人は同じ囚人同士、部屋も一緒だったので少なからず絆が芽生えたんでしょうね。キレネンコも基本は静かなんですよね。終始本を読んでいるか靴を磨いているかって感じで、それもそれでのほほんとしている感じが何とも言えないですね。でもさすがにキレネンコが切れた時にはプーチンもあまり近づかないようにしているのがいいですよね。やっぱりどんなに一緒にいても彼の切れたところはどうやっても手が付けられないんでしょうね。でも基本的には2人とも温厚と言えば温厚ですからね。きっと馬は合うんでしょう。

キレネンコがとにかく最凶

この子の凶暴さは以上だと思いますね。特に自分の好きなものに手を出された時とかのキレたところが普段からは想像もできない狂気を感じましたからね。キレる瞬間のあの顔が険しくなるところなんかギャップがあって逆に面白くて笑っちゃうんですよね。分かりやすいと言えばわかりやすいんですけど、怒りの沸点が低い気がするんですよね。もう少し気が長く手もいいんじゃないかと思うんですけど。まぁ、それだけ彼のこだわりが強いってことですよね。靴に対してのこだわりは特に強いと思いますよ。同じ靴でもデザインと回路が違うだけで集めるって相当なコレクターだと思いますよ。読んでる本もシューズ雑誌ですしね。というかそれを求めるためだけに脱獄するってどんだけ好きなんだって話ですよ(笑)でも彼なら脱獄しようと思えばいつでもできると思うんですよね。なんてったってマフィアのボスやってたくらいですからね。大人しく監獄で収まるようなタイプじゃないでしょうに。でもきっと彼のことだから自分が快適に暮らせればどこだろうと構わないんでしょうね。現に自分の興味あること以外には無関心ですから。そう考えるとそんな彼のそばにいるプーチンってある意味大物なのかもしれないですね。でも意外とかわいい見た目はしてるんですよね。見た目からは想像もできない凶暴性を秘めているっていうところがこのアニメの魅力でもあると思います。それにカバンの中でニンジンを育てているっていうのも気になります(笑)どうやって栽培しているのかがものすごく気になりますね。あの薄っぺらいカバンのどこにニンジンを育てるスペースがあるのかが謎です。でもいつも大事そうに持っているのを見るとやっぱりうさぎの大好物はニンジンなのかって再確認せざるを得ないんですよね(笑)

でもプーチンは基本何でも食べるイメージですね。なんていうか食いしん坊的な？

基本的にほとんどギャグ

ギャグ要素が満載っていうかもうギャグしかないんじゃないかってくらい笑いがたくさん生まれるアニメだと思います。特にキレネンコとコマネチの組み合わせが最高ですね。というかコマネチがほんと気持ち悪くて仕方ないです。あれをひよこって言っていいんですかね。私の知っているひよこってもっと可愛いイメージなんですけど、まさかのおかまひよこっていうのには驚きましたし、常に青ひげがあるっていうのも私的にはいただけなかったですね。可愛さを追求してほしいとまではいきませんが、もう少し違う感じでもよかったんじゃないかなーとは思います。それに一匹だけならまだしもどんだけいるんだってくらい出てくるじゃないですか。しかも小さいのだけじゃなくて大きいのも出てくるからそこが謎なんですよね。一体どこから湧いて出てくるのかが気になってしょうがないですよ。それにいくらレニングラードに食べられても気付いたら復活してますからね。ある意味キレネンコとは違った意味で最強だと思います。あれだけの生命力があったらどんなことがあっても生きていけると思います(笑)なんといってもどМっていうのがまたツボですよね。キレネンコはガチめに殺しにかかっているのにそれを喜んでるくらいですからね。もはやМよりも変態の域だと思いますね。あれで喜びを感じるっていうのがまずありえないと思いますもん。だって殺されかけてるわけですからね。それなのにあんなに顔赤くして興奮するなんてもはやクレイジーとしかいいようがありませんよ。

脱獄した後もイベント盛りだくさん

脱獄した後もなかなかいろんな出来事が巻き起こっているなって思いましたね。というか2人も脱獄できるってちょっと警備が緩すぎなんじゃないですかね。看守さんたちも油断してたんでしょうね。今まで大人しく牢屋の中にいたわけですから。脱獄なんて全然考えてなかったんだと思います。その後も2人で逃げながらいろんなところに行っているところでどんどんイベントが生まれてるんですよね。新しいキャラクターも出てきましたしね。私的にケダムスキーが結構好きですね。どんだけニンジン好きなんだってくらいキレネンコのカバンをしつこく狙ってましたからね。でもその手段が可愛いっていうか、明らかにわかりやすく仕掛けているのに気づいてないと思っているあたりが面白いんですよね。それに気づいているプーチンもキレネンコに言えばいいのに言わないでオロオロしているところがまた可愛いというかなんというか。っていうかキレネンコも無関心すぎると思うんですよね。あれだけ目の前で堂々とやってたらいくらなんでも気付くでしょうに。きっと何をされても動じないメンタルの強さを身につけているんでしょう。もしかしたらプーチンもそれが分かっているから1人でわたわたしているのかもしれませんね。そしてあきらめの悪さはこのアニメの中で断トツ一番だと思います。あの手この手を使ってでも付け狙うって・・・そんな暇あったら他のところから調達した方が早いと思うんですけどね。きっとキレネンコが育てているニンジンってよっぽど美味しいんでしょうね。あれだけ執念深く追うだけの価値はあるっていうことなんだと思うんですけど、それにしてもあの悪だくみしている時のケダムスキーの顔がめっちゃ悪だなって思いましたね。ただ、狙った相手が悪かったですね。キレネンコに勝てる人なんてそうそう現れませんから。特にスーパーキレネンコになった時の彼には誰もかなわないと思うんですよ。案の定ケダムスキーもやられてましたからね。めったなことじゃでないからその分でた時の威力というか迫力は恐ろしいものがあると思いますね。プーチンがそれに気づいてないっていうのがほんと不思議ですよ。