前のとはまた違ったストーリー
前のとは若干違う
前の時はなんていうかちょっとグロいシーンとかたくさん入っていた気がするんですよね。思わず目を背けたくなるようなシーンが目白押しだった気がします。それに中途半端ン所で終わっちゃった感じもあったので、こうやって形を新たにアニメ化してくれたのは嬉しかったですね。それに序盤のストーリーもちょっと違ったなと思いましたね。これが原作に沿っているんだっていうのを後から知って前のがほとんどオリジナルだったっていうことに驚きましたね。オリジナルであれだけのクオリティが出せるっていうのはすごいなと思いましたけどね。でもやっぱり新しいこっちの方が好きですね。前のはエドが小さいままだったんですけど、今回のはちょっとエドが成長していて大人になったなーっていう印象でしたね。それに考え方とかも大人っぽくなっててエドの印象がガラッと変わりましたね。なんせ身長が伸びてましたからね。前まではウィンリィよりも小さかったのに気づいたら抜いてましたからね。
アルは見た目も変わらず中も変わらずなのであまり変化はなかったかなと思いましたね。だからこそエドの変化を分かりやすくしたのかなーとも思いました。でもやっぱりいなくなっちゃうキャラクターは変わらないんですね。ヒューズさんが死んじゃった所はほんと前回のアニメでもでしたけどほんと泣きましたね。マスタング大佐の悲しみはほんと計り知れないなと思いましたね。ずっと苦楽を共にしてきた親友ですからね。そこの部分は前作と大して変わらないなと思いました。
キャラクターが大幅に増えた
原作に沿った話ということで、新しいキャラクターも続々と登場してきましたね。シン国の人の登場は物語を大きく変化させるのにもってこいでしたね。リンとランファン、メイはほんとにもうメインキャラクターと同格の扱いをされてましたね。まぁ、中の人もなんせ豪華でしたから。宮野真守さんに水樹奈々さんですからね。特にリンはちょっとエドに食って掛かるくらいの勢いがあった気がします。サブキャラでここまで欲深いキャラっていないと思いますよ。下手したらエドと敵同士になっていたかもしれませんからね。しかも敵であるグリードさえも屈服させちゃうくらいの強欲さって凄まじいと思いますよ。強欲の塊であるグリードすらも驚かせちゃうくらいって相当ですよね。でもそれだけきっと自分の国をよくしたいと思っているっていうのもあると思うんですよ。皇帝になるためにって必死だったけどそれは自分がただなりたいからっていうだけじゃなくて自分がなってシン国をよくしたいと思ったからこそなんでしょうね。そんなリンにずっと仕えているランファンはすごいと思いますね。というかもはや主人として以上の感情を持っていると思うんですよね。尊敬しているっていう部分もあると思いますけど、恋愛としての感情も持ち合わせているんじゃないでしょうかね。それはきっとリンも同じだと思います。ずっと一緒にいて彼女の存在の大切さには気づいていると思うんですよね。ただの臣下として以上に想っていると思います。この2人はくっついてほしいですね。
お父さんがものすごく出てくる
前作では影すらも出てこなかったホーエンハイムさんが後半から物凄く出てきましたね。エンディングとかオープニングでもものすごい取り上げられていた感じがあったので、こっちも主人公扱いされてるんじゃないかって思いましたね。きっとエルリック兄弟ともう片方の主人公として重点を置かれていたんでしょうね。でもそのおかげでホーエンハイムさんがそんなに悪い人ではなかったんだっていうのがよくわかりましたね。エドが憎んでいたくらいだから相当冷たい人なんだと思ってたんですけど、全然そんなことなかったですね。というかそもそも人間ですらなかったっていうのがもう衝撃でしたね。なんせもう500年以上も生きているっていうからどういうことなんだって突っ込んじゃいましたね。そう考えるとエルリック兄弟も少なからずその要素を受け継いでいるからってことですもんね。何かしら特別な体質とかないんでしょうか。作品の中では全然そういうのなかったですけど・・・もしかしたらそれが真理の扉にたどり着いたきっかけになったのかもしれないですね。それにそれだけ生きてきた中でトリシャさんに惹かれたってことも考えるとトリシャさん相当魅力的だったんでしょうね。まぁ、確かに雰囲気も柔らかいし、病弱なところもありますけど懸命に生きている力強さもありましたからね。きっとそれだけ長く生きてきた彼にとってトリシャさんは癒してくれる存在だったのかもしれません。孤独を感じていた彼にとって運命と言ってもいいくらいの出会いだったんでしょう。でも結婚するまでに至らなかったのは自分のことを気にしてなんでしょうね。だから籍を入れずに事実婚という形にしていたのかなーって思いましたね。きっと彼女もうすうす気づいていたんじゃないでしょうか。それでもお互いに想い合っていたのは間違いないと思います。それに時間は短くとも家族四人で楽しく幸せに暮らしていた時間はありましたからね。
ラストのオチもしっかり
いやー最後まで楽しませてくれたと思いますよ。結局エドは旅に出ちゃうことになるんですけど、汽車がくるまでそわそわしているエドがちょっと面白かったですね。それに気づかずに汽車を待つウィンリィの無邪気な感じのギャップが何とも言えませんでしたね。そしてエドの告白も実に彼らしいなと思いましたね。錬金術師らしく等価交換で持ちかけるなんて。でも精いっぱいのプロポーズだったんだと思います。それを一喝したウィンリィにいたってはもう言っておきながら照れちゃうくらいでしたからね。そのあとの慌てっぷりがもう可愛すぎでしたよ。なんだかんだ言ってこの2人は落ち着くところに落ち着いてくれてホッとしましたね。アルもきっとメイとくっつくんじゃないかなと思うんですよね。メイはきっと憧れとかじゃなくて本気でアルのことが好きなんだと思います。アルが自分の身を犠牲にして消えてしまった時とかも誰よりも悲しんでましたからね。それにきっと成長したら素敵な女性になると思います。純粋で心がきれいですからね。アルとの相性もばっちりだと思います。アルもメイみたいな天真爛漫みたいな子がピッタリだと思うんですよね。どっちかっていうとエドと違ってしっかりしているけどどこかのほほんとしているからきっとこの2人はほのぼのとした夫婦になりそうですね。エドとウィンリィはにぎやかな夫婦になりそうですしね。お互いにいい相手に巡り合えてよかったと思います。エドは長年の片想いが実ってよかったです。でもウィンリィもなんだかんだエドのこと好きだったからだいぶ前から両想いではあったと思うんですけどね。もう戦いが終わったからエドも心配することなく自分の幸せをつかむことができてもう親のような気持ちになりましたね。エンディングでは子供まで生まれてましたし。今までさんざんいろいろ苦労してきた2人だからこれから幸せになってほしいですね。というかなってくれると思いますよ。錬金術は使えなくてもそれよりも大事なものを二人とも見つけたんですからね。まさか力が使えなくなって終わるとは思ってませんでしたけど、この終わり方でよかったんじゃないかと思うんですよ。やっぱりそういう力を持っていてもどうにもならないこともありますしね。
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