ひだまりスケッチのあらすじ・作品解説
ひだまりスケッチは、2007年1月11日の深夜(1月12日)からTBS系列などで放送された日本のアニメ作品である。全12話放送されたが、このレギュラー放送の後に特別編が放送されている。また、この作品はシリーズ化しており、2008年に第2期、2010年に第3期、2012年に第4期が放送された。 原作は、蒼木うめによる同名タイトル漫画作品。主題歌は出演声優の阿澄佳奈、水橋かおり、新谷良子、後藤邑子の4人による「スケッチスイッチ」、エンディングはmarbleの「芽生えドライブ」。 主人公のゆのは、私立やまぶき高校美術科に入学することになり、親元を離れてひだまり荘で一人暮らしをすることになる。そのひだまり荘や学校で知りあった先輩や友人、先生たちとの関わりの中で起こる日常の出来事とゆのの成長を描いた作品である。ゆのの他のひだまり荘に住む登場人物たちは、高校の先輩で作家としても活躍している沙英、高校の先輩で料理の得意なヒロ、同級生のいつも元気な宮子である。
ひだまりスケッチの評価
ひだまりスケッチの感想
宮子の魅力に迫る
よく食べる本作品には多くの登場人物がいるが、ここではその内の「宮ちゃん」こと宮子について、彼女の魅力について語っていきたい。この作品では食べ物が頻繁に登場し、食事のシーンも多数出てくる。別名、“食テロアニメ”とも言われる。深夜アニメだったので当時の視聴者は視聴後に腹が減って仕方がなかったらしい。本作品のストーリーの軸になる場所の一つ、主人公たちの住む“ひだまり荘”の住人・ヒロが料理が趣味で、他の住人たちにことあるごとに料理を振る舞うのだ。貧乏人の宮子はヒロさんの料理が自身の食生活の一部になっているほど期待している。その他の住人もヒロの料理を楽しみにしていて、ヒロの住む101号室は“食糧庫”とも称されてしまったことがあるほどだ。そんな料理を一番よく食べるのが宮子である。ヒロの料理に限らず宮子はよく食べる。本シリーズの宮子の食べるシーンだけつなぎ合わせても2話分くらいになるのではないだろう...この感想を読む
ほのぼのとした日常を強調するデザインの数々
女子学生の日常を描いた作品は多々ありますが、中でも「ひだまりスケッチ」の映像からは他作品とは一線を画するものを感じ取れます。その一つが背景デザインで、監督の新房昭之と製作会社シャフトの独特な手法が如実に現れています。物語の内容が美術学校に通う女子生徒たちの物語で、日常生活のほのぼのとした様子が描かれています。その温かみあるストーリーを壊さないように背景デザインでは基本的に淡い色とドットを駆使して物を表現しています。キャラの表情アップにおいてもドットを使用しており、よりほんわかとした雰囲気を際立たせているものと思います。また実写を映像内に取り込んでいることで視聴者に物の情報を明確にしており、これによってインパクトも与えています。イメージしやすいという点も重要で、各キャラクターにはイメージアイコンというものが存在します。主人公であるゆのには髪留めの「×(バツ)」、一つ先輩のサエには「メガネ...この感想を読む
ひだまりスケッチの登場キャラクター
校長先生
住まい:不明 所属:やまぶき高校 性格:生徒とのふれあいを大切にする 職業:学校長 声優:チョー 運動能力:水泳、短距離走、サッカーなどの運動はそつなくこなす 本名:不明 活動範囲:学校近辺 生徒が思う本名:モアイ 頭:非常に縦長
吉野屋
よみがな:よしのや ニックネーム:よっしー 年齢(作品時):自称「永遠の17歳」 身長:158cm 性別:女 性格:子供のような性格 職業:教師 声優:松来未祐 好みの服:ひらひらした服、あるいは露出度の高い服 美術教師になった理由:一人で衣装を作っててもつまらないから
宮子
ニックネーム:宮ちゃん 身長:165cm 性別:女性 住まい:ひだまり壮202号室 所属:やまぶき高校美術科 性格:明朗闊達な性格 特徴:トラブルメーカー 好きな食べ物:海産物 出身:福岡県 好きな動物:猫