大人の恋愛に胸キュン
大人女子のリアルが描かれている
仕事に生きる女の人をリアルに描くとあーなるんだなっていうのがよくわかるドラマだったと思います。仕事に関してはバリバリこなすけど家に帰るとだらしなくなるのはもうしょうがないことなんでしょうね。ましてや恋をしていないってなったら気にする相手もいないですからね。でもさすがにオヤジ化が進むのは嫌だなって思いましたね。やっぱり30歳を過ぎるとホルモンバランスが崩れてきちゃうから気をつけなきゃいけないんだって学ばせてもらった作品でした(笑)女性でも顎鬚とか生えるんだと思ったら肌の手入れとかもしっかりしておかなきゃだなって思いましたね。
だって宣伝ポスターがシェービングを片手にまるで顎髭を剃るかのようなポーズをとっている篠原さんですからね。そりゃ注目しちゃうに決まってるじゃないですかね。あとはあれですね。広斗と出会って恋愛している時の桜の不器用さがよりリアルでしたね。恋愛自体不器用なうえに久しぶりの恋だし、ましてや相手は年下ときたら余計どうしたらいいかわからなくなっちゃうのはしょうがないんでしょうけどね。その様子が可愛らしかったですね。あとは仕事に生きるだけはじゃなくて自分の時間を有効活用しているのも大人って感じでしたね。三人でエステとか行っている所を見るとあー大人だなーって素直にそう思っちゃいました。
不器用だけど可愛い
広斗に恋している時の桜を見ていると大人というよりは高校生とかの青春の恋って印象を受けましたね。まさに恋する乙女っていうか広斗以外見えてないっていう感じがすごく伝わって来て可愛いなと思いました。恋するとやっぱり女の人はきれいになるっていうか可愛くなるっていうか女性らしくなるんですね。恋の力の偉大さがよくわかりました。だって広斗と関わるようになってから桜がどんどん女性らしさを取り戻していった感じがあったんですよ。最初の頃のおやじ減少はどこへやらで今まで以上に身なりとかに気を使ったりする場面も見られて上から目線になっちゃうかもしれないんですけど、いい傾向だなって思いましたね。
不器用さから言ったら美樹と旦那さんもなかなか不器用な夫婦だと思いますね。夫婦らしいことをしていないことに悩んでいた美樹とその行為自体ができない体になってしまったってことに悩んでいた旦那さんと。二人ともちゃんと相手に伝えればいいのにと思いましたね。でもきっと夫婦だからこそ言えないっていうか言い出しにくいこととかあるんでしょうね。でも最後に旦那さんが男を見せてくれたときはカッコいいなと思ったし、こういう人もいいなって思いましたね。
千代子が怖かった
もう恐怖でしたね。演じているのが菜々緒さんだったからっていうのが大きいとは思うんですけど。菜々緒さんほんとこういうちょっと怖い役がぴったりというかハマりすぎてて菜々緒さん自体を嫌いになりそうになりましたよ。でもただ純粋に凛太郎のことが好きなだけなんですよね。だから常に凛太郎の隣にいる桜の存在が邪魔でしょうがなかったんでしょう。だからってそれを広斗にお願いするなんてそれはそれで卑怯だなとは思いましたけどね。嫌なら正々堂々と言えばいいのにって思っちゃいました。広斗も広斗でいくら傷のことがあるからっていうこと聞かなくてもよかったのに。でもそれが広斗の優しさでもあったんでしょうね。そうすることで千代子のためになるならって思ったんでしょう。決して千代子の脅しに屈していたわけじゃないと思うんですよね。義理でも何でも兄として妹にできる精いっぱいのことをしてあげたいと思っていたのかもしれません。でも最後にはちょっと変わりましたね。何となく丸くなったっていうか、桜と広斗、そして凛太郎の言葉が彼女を変えたんですね。ただやっぱり最後まで好きになれなかったのはそれだけ最初の印象が強かったからなんですかね(汗)
エッチなところも多々
最近のドラマにしては珍しくちょっとエッチな要素もありましたね。でも生々しい感じじゃなくてオブラートに包んでいた感じはありました。だから嫌悪感なく見ることができたんだと思います。うまい具合に隠しているというか、ぎりぎりの見せられるラインでって工夫しているのがよくわかりましたね。言葉も下ネタって感じで言うんじゃなくてちょっと言い方を変えて柔らかく言っている感じだったので、ドラマの話をするときも恥ずかしがることなく話せたのはとても助かりましたね。やっぱり大人の恋愛ってなるからには少なくともエッチなところはないとかえって不自然ですからね。そういうところでは思い切って正解だったんじゃないかなって思います。それがあったおかげでよりリアルな感じが出ていたと思いますね。それにしても篠原さんのスタイルの良さが半端じゃなかったです。とても子持ちの母親とは思えないスタイルで同じ女として羨ましいなと思ったし、惚れちゃうかと思っちゃいましたよ。その篠原さんのスタイルの良さを存分に発揮してくれた作品になったんじゃないでしょうか。
三角関係の結末が・・・
桜と凛太郎と広斗の三角関係は見ごたえがありましたね。というか凛太郎も案外自分のことに無頓着ですよね。まさか桜のことが好きだっていうのを元カノとの再会で自覚するなんて鈍すぎじゃないですかね。というか見ていれば分かりましたよ。あー好きなんだなって。でも凛太郎も素直じゃないところありますからね。というかきっと桜にはついつい食ってっかかっちゃうんでしょうね。あまのじゃくって言葉がぴったりですよ。広斗も女性経験は豊富だったけど、恋愛ってものをしたことはなかったんですね。桜に出会って彼女の純粋さに触れてようやく知ったって感じでしょうね。だからこそ自分はだますために近づいたんだってことを知られたくなかったし、そのまま彼女とずっと一緒にいたいって心から思うことができるようになったんですね。桜は今までにないモテ期到来してましたね。まさか身近に二人も自分のことを好きになってくれる相手がいるなんてそうないですからね。
まぁ、広斗の場合はだますために近づいたからちょっと別かもしれないですけど。凛太郎ともいい感じっちゃいい感じだったんですけどね。私的にはどっちとくっついてもおかしくないなって思いましたね。むしろ凛太郎といた方が桜は素を出せるからいいんじゃないのかなとすら思いました。広斗の前で自分を出せていないわけではないんですけどね?どことなく私的には凛太郎とくっついてほしかったなっていう淡い期待がありました。だからニューヨーク行きも一緒に行くと思ってたんですけどね。凛太郎は元から一人で行く気だったんでしょう。桜が広斗のことを本気で好きだっていうのも分かっていたし、広斗自体も桜に対して本気だっていうのが分かったから身を引くことを選んだんだと思うと切なくなりましたね。最後までどうなるかが予想できなかったのではらはらしながら見てました。
でも最後のシーンは良かったですね。広斗が跪いて桜に指輪をつけるあのシーン。やってほしい!私も誰かにやってもらいたいってものすごく思いましたね。まさしく王子様って感じでもう桜がすごく羨ましかったです。年の差は確かにあるけどこの2人ならそんなの全く感じさせないでいつまでも仲よくいてくれるんだろうなって思えましたね。凛太郎もきっと千代子があとから追っていくでしょうからいい雰囲気にでもなってくれればいいんですけどね(笑)
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