高校教師のあらすじ/作品解説

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ドラマレビュー数 1,147件

高校教師

4.434.43
映像
3.83
脚本
4.43
キャスト
4.33
音楽
4.30
演出
4.20
感想数
3
観た人
9

高校教師のあらすじ・作品解説

高校教師は、1974/04/02~1974/09/24までに12CH(現東京放送)で放送していた全26話のテレビドラマで、主人公の高校教師・北山浩一を加山雄三が演じている。 同名タイトルではTBSが1993年に放送したドラマが有名であるが、今作品は全国放送されなかったことや不良や暴力、事件など当時の社会問題も風刺した、知る人ぞ知る作品となっている。 勤務していた会社が倒産した北山浩一は、得意とする英語を活かして教師の職を得ることに成功する。勤務先は白雪女子高校で教壇に立つのも初めてのことである。 担任することになったクラスは3年A組、リーダー格である坂本紀子を中心にした女子高生5人組と生徒たちに囲まれた生活が始まるのだが、浩一が描いていた女子高生のイメージとは違う現実に困惑することになる。 同僚教師や下宿先であるスナックのママや訪れる客との交流なども描かれている。 2015年時点でDVD化などはされていないが、CSで3度放送された。

高校教師の評価

総合評価
4.434.43
(3件)
映像
3.833.83
脚本
4.434.43
キャスト
4.334.33
音楽
4.304.30
演出
4.204.20

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高校教師の感想

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高校時代

どんぴしゃの高校生の頃にどはまりしたドラマです。今見返しても衝撃的な作品だと思います。教師と生徒の恋愛・同性愛・強姦・近親相姦・自殺・・ 現代ではきっと放送できないんじゃないかと思われるくらいのテーマが盛りだくさん。キャストも主題歌もどれをとっても文句なし!森田童子「ぼくたちの失敗」を思い出すと当時の記憶が鮮明に思い出されます! 高校生の櫻井幸子さんがとても初々しく、教師役の真田広之さんもなぜうちの学校にはこんな先生いないんだよお!?っていうくらいかっこいい!こんな先生いたら授業どころじゃないんだろうけど(笑) 強姦されてしまう生徒に持田真樹さん。今どうしているんだろう・・?(笑)強姦する教師に京本政樹さん・・本当に怖かった。娘と関係をもってしまう父親役に峰岸徹さん。怪しげな彫刻に囲まれたあやしげな部屋。全てが怪しい雰囲気のままドラマが進んでぐいぐい引き込まれてしまった。最終話の解釈も人によ...この感想を読む

4.04.0
  • よっしーよっしー
  • 530view
  • 555文字

過激ドラマ

30代の今、この作品を観たのは恐らく10代で小学生だった記憶。先生と生徒の単なる恋愛物語では無かった。まだまだ幼い自分には少々過激で、親と一緒に観ていたけれど複雑なシーン(レイブされているところなど)はどんな態度でいればよいかわからなかった(笑)画家の実の父親の前で、裸になってモデルをしているところを好きな先生に見られてしまう、シーン。実はあの頃にはどんな意味かいまいちわかりにくかったけれど、よくよく考えるとあれは実の父親に性的な扱いを受けていたのかな?と考えられる内容だ。自分がそんなことをされたならば、誰かに打ち明けるのも恥ずかしさや悔しさなどがあってできない。様々な感情が整理しきれず、壊れてしまうと思う。ましてやそれを大好きな相手に見られてしまうなんて。絶望しかない。そこで救ってくれる相手ならば本物の愛なんだろうな。そんな王子様が現実的にはいない。何年も前のドラマなのに、それぞれのシー...この感想を読む

4.84.8
  • 自称晴れ女自称晴れ女
  • 241view
  • 547文字

社会派、描写の美しさはピカイチ!

1993年放送のTBSドラマ「高校教師」は、当初、観月ありささんに主演のオファーを出したけれども、内容が「過激」であったために、観月さんが辞退したといわれるほどのドラマです。近親相姦、同性愛、浮気、不倫、教師と生徒の愛、強姦・・確かにかなり内容は濃く、野島ドラマの中でもかなり濃厚なものでしょう。過激なものは後にも先にも多くありますが、このドラマが特に注目されたのは、当時タブーとされていた近親相姦や同性愛などを描いたことも大いにありますが、私は描写の美しさにあると思います。というのも、強姦や近親相姦などの耳にするだけで生々しく忌むものの場面を一切描かず、前後の様子、表情などだけで表現しています。主人公繭(高校2年生の女子高生:桜井幸子さん)と、その父親の耕介(芸術家:峰岸徹さん)が近親相姦に及ぶシーンは、場面をあらわさず、繭が、うつ伏せで父のアトリエのベッドの上で横になり、彼女の腰の部分に白い布がかけ...この感想を読む

4.54.5
  • AYA71AYA71
  • 325view
  • 636文字

高校教師の登場キャラクター

二宮繭

年齢(作品時):17 性別:女 所属:日向女子高等学院 家族構成:父子家庭で父親と2人暮らし。母親は15歳の時に心臓病で亡くしており、存命していた頃は繭を憎んでいた。 性格:一見、明るく自由奔放な性格だが、陰のある少女。定期券の期限切れで駅員に注意されていた時に羽村に助けられる。初対面時から羽村に付...

羽村隆夫

年齢(作品時):32 性別:男 国籍:日本 家族構成:両親と兄。 性格:時に孤独な一面を持ち、繊細で温厚、そして良識的な性格であったが、二宮繭との出会いで変化していく。その一方で自分の都合が悪くなると意見すら言えないほど沈黙を決め込んだり、時には奇声を発して暴れたりするなど、精神的に幼い一面もある...

相沢直子

年齢(作品時):17 性別:女 国籍:日本 家族構成:スナックを経営する母親と二人暮らし。 性格:底抜けに明るい性格で時には下ネタを口にすることもあるが、振られることに対しては快く思っていない。一方、繭と新庄父子以外には心を開かない一面もある。 特徴:ポニーテール 物語上での目的:繭の同級生で親友。 ...

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高校教師の名言

心配、いらないよ。アタシがいる もん。アタシが、すべて守ってあげる 守ってあげる

二宮繭

新しい赴任の高校に来て、不安げな教師羽村に、二宮繭は、背中を、押してあげるように言った言葉

人間には3つの顔がある ひとつは自分の知る自分 ふたつ目は他人が知る自分 もうひとつは、本当の自分

二宮繭

バスの中での繭と羽村の何気ない会話。繭の秘密を案にほのめかし、ラストへと絡むセリフだから

だってさっきから先生時計ばかり見てるんだもん、時間ばかり気にしてるんだもん!

二宮繭

浜辺のデートシーンで時間ばかりかにする羽村に対して、時計を取り上げたシーンです。

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