何度も何度も見たくなる作品です。
前作との違い
まず私が今回感じた率直な感想は、
チームバチスタの栄光の時のような、一つの事件の謎を解いていくスタイルではなく、
細部では繋がっていきながらも一話完結していく今回の作品の方が個人的には見やすくてよかったです。
医者、患者双方に毎回さまざまなドラマがあって、逃げずに病気と向き合う姿がたくさん見れて毎回感動でした。
出演陣の豪華さ
ジェネラルルージュでの一番の満足度といえば、なんといっても出演者の豪華さです!
特に西島さん演じる速水先生は、かっこよくて切れ者。
一見クールそうに繕っているし不器用な部分も多いけど、患者さんに対する思いは誰よりも強く、熱く、そして優しくて本当に素敵で終始魅了されっぱなしでした。
西島さんの演技力や見た目があってこその速水で、まさにはまり役だったと思いました。
加藤あいさんもTKO木本さんも、白石美帆さんもそれぞれ演技力ある俳優陣で、終始引き込まれる演技ばかりでした。
白鳥と田口のコンビが本当に良い
そしてなんといっても見どころは白鳥と田口のタッグ!
舞台は変わっても、変わらずこの二人のチームは健在で、やり取りを見てるのが微笑ましく感じられたりして。
なんだか、前作に比べて田口先生の言うことが成長している感じも感動的でよかったです。
白鳥にイライラしたり、反発したりしながらも、誰よりも田口先生は白鳥の性格を理解していて
不器用で相手に全然伝わらない白鳥の気持ちを、田口先生が代わって代弁している場面は個人的にいつもほろりとしていました。
もっとたくさんこの二人のやり取りが見たかったです。
田口先生のグッとくる言葉たち
成長した田口先生の言葉たちはどれもグッとくるものばかりでした。
終盤、速水先生に「そんなに簡単に命をあきらめちゃいけない!」と訴えるシーンは
本当に気持ちが入り込んでしまって思わず涙してしまいました。
チームバチスタ1・2とここまで見てきた中でも、私の一番心に残っている大好きなシーンです。
田口先生を見ていると、人の心を動かすものは愛なんだなぁと思います。
残念な所があるとすれば、、
前作と比較して残念なところがあるとしたら、
コメディ要素が減ってしまったように感じるのは私の気のせいでしょうか。。
前作では、食事のシーンやそこでのマスターたちとのやり取りや、コメディタッチの要素が多かった気がしていたので、
今回のシリアスシーンが多い作品は、見ごたえはあったけどなんとなく少しだけ物足りなく感じました。
それでも全体を通しては感動あり驚きありの、大満足な作品でした。
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