ミラジョボビッチが最高です。和製ホラーゲーム原作のアクションゾンビ映画 - バイオハザードの感想

理解が深まる映画レビューサイト

映画レビュー数 5,784件

ミラジョボビッチが最高です。和製ホラーゲーム原作のアクションゾンビ映画

4.04.0
映像
4.0
脚本
4.0
キャスト
4.5
音楽
3.0
演出
4.0

この映画は公開当時に錦糸町の楽天地で見ました。えらく面白かった。ゲームの面白さがそのまんま映画化された感じで、ゲームファンも満足した作品ではないでしょうか。和製ホラーゲームでハリウッドで映画化されて成功した例は多いのに、マンガ原作ものだと失敗作ばかりなのはなぜでしょうか? やはりこの一作目のミラ・ジョボビッチが一番いいです。以降のシリーズでは超人化してほとんど不死身になってしまって、一作目のような緊張感がないですね。 しかし、アメリカ人ってゾンビ映画が好きですね。身近な人がゾンビにかまれ、一緒に逃亡しつつも次第にゾンビ化していき、やがて完全にゾンビ化し襲い掛かってくるところをショットガンでド頭を吹き飛ばすシーンとか、どういう神経してるんだろうかと思ってしまいます。まぁ面白いんですけど。 脚本もよく出来ていて、全編だれさせない。複数の施設内のトラップやその回避場面もなかなか盛り上げてくれます。 ゾンビ相手に孤軍奮闘する、ミラ・ジョボビッチの均整の取れた四肢とキレのあるアクションに、久々にパンフレットまで買ってしまったくらい、見た当時は興奮しました。

あなたも感想を書いてみませんか?
レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。
会員登録して感想を書く(無料)

他のレビュアーの感想・評価

大ヒットゲームの映画化

シリーズによって質が大幅に異なる作品映画『バイオハザード』シリーズは2016年2月現在、5作まで公開されている。いずれも主演はミラ・ジョヴォヴィッチ。ミラが演じるアリスがシリーズ共通の主人公(ヒロイン)となっている。シリーズものという体裁を取ってはいるが、シリーズは一作ごとわずかの伏線を残す形で完結し、基本的には一話完結という見方が良いと思われる(監督もシリーズごとに変わっている)。というのも、アリスの作品ごとのステータスが異なり、特に三作目「Ⅲ」においては超能力を使う描写があるため、前後の作品もアリスの設定が同じと考えるのはあまり好ましくないのだ(四作目「アフターライフ」冒頭で、ウェスカーに注射を打たれてしまって以降は超能力は封じられてしまう)。クリーチャーデザインも大きく変わり、シリーズを追うごとにリアルになっていくので、シリーズまとめての評価をすべきではない。そのため、本考察では...この感想を読む

3.03.0
  • すらりすらり
  • 133view
  • 2016文字
PICKUP

人類が作り出してしまったゾンビが最高に怖い

日本のゲームを原作に制作された近未来を舞台にした映画です。その名のとおり、研究所から漏れ出たウィルスに感染することで、その人は死後、ゾンビとして動き回るようになってしまいます。そして、本能のままに人を襲い、食らうという恐怖、パニックな物語です。それに立ち向かうのは、研究所の緊急対策チームと、記憶をなくした男女です。コンピュータにより職員が死に絶えた後も機能し続ける防衛システム、そして、ゾンビとなった元職員たちの襲撃により、軍人のように訓練されたはずの緊急対策チームでさえ、次々と命を落としいく中、少しずつ記憶を取り戻した男女が、力を合わせて難局を乗り切っていきます。とにかく、ゾンビが怖いです。生理的に受け付けない怖さです。ただ、それを作り出してしまったのは人間だと思うと、本当に怖いのは人間の欲望だなと思ったりします。原子力しかり、分解されない化学物質しかり、制御しきれないものをどんどん生...この感想を読む

4.04.0
  • 月読三葉月読三葉
  • 112view
  • 426文字

感想をもっと見る(21件)

関連するタグ

バイオハザードが好きな人におすすめの映画

ページの先頭へ