今見ても100%共感!笑って泣けるラブコメディ
若くて可愛いキャメロンに嫉妬の嵐
この時のキャメロンディアスは若くて最高にかわいい。これじゃ嫉妬せずにはいられなだろう。親友のことを一番知ってるのは自分なのに、後から割って入ってきたお前に何が分かるんだという気持ち。あくまで親友だけど、奪われたくない。元彼・元カノに新しい恋人ができたときに嫉妬してしまうあの感じだ。そもそも男女間で親友ということがありえるのか、というところだ。友達といってもやはり異性としての魅力を感じているのだろう。相手にも嫉妬をさせるのに対抗して用意したのが、アドリブの利くゲイ。ここでゲイを持ってくるのはナイスキャスティングだと思う。
無理だと分かっているけど。。。
相手も嫉妬してくれたけどやっぱり無理。ゲイからも、無理だから追いかけるなと言われたが止められない。普通若くてかわいい恋敵は性格が悪かったり、裏があるはずなのにキャメロンは完璧だ。性格もいいし純粋だし、お金持ち。条件がそろい過ぎて勝ち目がない。切なくて胸が痛くて、あのホテルの廊下でタバコを吸うシーンは胸にくる。禁煙だろうがなんだろうが関係ない、やるところまでやってしまった。だいたい主人公はハッピーエンドのはずなのに恋が成就しないことに驚いた。恋をする誰もが共感できる部分が満載だ。
日本人にはない外人のノリの良さ
食事会のときに馴れ初めを歌うシーンがとても好き。ここでもナイスアドリブのゲイがうまくやってくれる。このゲイこそ持つべき親友だ。あんな風にみんなで歌って、感動して、周りを巻き込んで歌ってしまう外人のノリの良さが素敵。この時の歌詞も良い。ちなみに私はCDも買ってしまった。映画の中の出来事とはいえ、日本人にはないノリがうらやましい。
ジュリアロバーツの笑い声だけで笑えてしまう
彼女の本気笑いはやっぱり魅力的。もしも映画の内容がそこまで気に入らなかったとしても彼女の笑い声を聞いているだけで笑えるし、もらい笑いしてしまう。演技なのか本気なのか、さすがハリウッドのトップ女優だ。恋は当たって砕けろというが、確かに思いを伝えないまま相手が結婚してしまったら後悔するかもしれない。告白すれば振り向いてくれたかもしれないのに...と。しかし相手がキャメロンではそうとう手強かった。最後に結婚式に参加し、ゲイと踊るところでも大笑いしているジュリアロバーツ。失恋して胸も痛むが、こんなに笑ってくれると見ている方も気分が良い。走り回って、言いたい事言って、やりきった感じなのだろう。1997年の作品なのに今観ても違和感なく観る事ができるし、何度観てもキャメロンにパワーをもらえる。特に失恋したときには絶対に観る映画として勧めたい。
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