フリーダの評価
フリーダの感想
女が男を射止める方法は、男を負わない事だ
フリーダ・カーロの伝記映画で、彼女は何を求めて何を探していたのかと教えてくれる。彼女はメキシコ人の母とドイツ人の父の間に生まれた。裕福であったから描けた絵で、彼女は壁画家のディエゴと出会う。ここから彼女の人生は変わったといえる。壁画描きのディエゴに惚れるフリーダ、彼女と夫となったディエゴの女癖は治らない。フリーダが妻となっても彼の女癖は治らない。ディエゴは彼女を苦しめるような事をし続ける。彼女は壁画描きのディエゴに惚れていた、同じ絵描きとなっても彼は他の女との情事を辞めない。これは彼女は知っていた、彼女が絵を描き続ける以外にはディエゴが傍に居なくなってしまう事を。彼の興味の対象はころころと変わり、女たちは同じ人には限らない、フリーダは彼から眼を離すことによって、同じ絵描きとして彼に認められた。そして彼女は動け無くなっても絵を描き続けた、そして夫は最後まで彼女の絵を描くと行く事によって夫...この感想を読む
フリーダ・カーロの生涯
芸術家フリーダ・カーロを演じるサルマ・ハエックが素晴らしいですね。フリーダ・カーロは自画像で有名ですが、サルマ・ハエックは絵画の中のフリーダ・カーロそのもので、びっくりしました。物語は彼女の伝記なので、派手さはないし、苦労話が多く、決して明るくはないので、好き嫌いは分かれるところだと思います。悲しいエピソードも多くみていてつらくなってしまいます。神様は不公平だ!なんて普段は思いもしないことを思ってしまうほどです。伴侶、ディエゴ・リベラとのどろどろ愛憎劇はみているだけでイライラしました。私には理解できません。しかしこんな愛の形もあるんだなぁとしみじみ思いました。