ジョジョシリーズ3作品目にしてシリーズ最高峰
とにかく主人公が格好いい!
主人公である空条承太郎(以下ジョジョ)がとにかく格好いいです。寡黙でありながら、とにかく強く頭もきれます。高校生にして最強。強いだけではなく、人情味もあり、口癖の「やれやれ」が頭から離れなくなります。
ジョジョシリーズ最高傑作
ここに関しては異論が出るかもですが、自分は一番好きです。スタンドが出たときの衝撃、何よりもジョジョの仲間たちの個性的な感じがとても好きです。なかでもポルナレフがギャグ要素もありながら、時にかっこよく時にだらしない感じがとても好きです。また「オラオラオラ」の衝撃、漫画では伝わってきたものが映像にはできないと思ってまいたが、技術の発達に感謝したいです。忠実に原作を再現できていると思います。何よりストーリーが1部2部から続いていることや、ジョジョ家との因縁であるデュオの出現、衝撃が走りました。
ラストバトルから目が離せない
スタンドを使った色々なシーンがありましたが、そちらもかなり手がかかっておるのがわかるので満足ですが、ラストバトルからは目が離せませんでした。時を操る時間を延ばしていくジョジョがあの手この手でデュオの手から生きながらえ、また仲間たちがどんどん犠牲になっていき負けることの許されない状況で、覚醒するジョジョとデュオまでも時間を延ばしてくる展開にまばたきすらもったいないです。
単純に格好いいだけではありません。格闘シーンや発言、立ち振る舞いもちろん格好いいのですが、やはり見逃してはいけないのが仲間を信じる気持ちです。ジョセフやポルナレフ、アヴドゥル、花京院が窮地に追い込まれるたびに、ジョセフやアヴドゥル、花京院は知識や冷静さ、経験などをいかして色んな窮地から救っていくなか、ポルナレフもまた熱い気持ちで仲間たちを助けていきます。誰一人抜けてもデュオには勝つことができなかったと思います。
この事実からこの世にいらない人はいないと思わされました。また、誤った判断をするときは誰にだって経験はあると思いますが、そのときに助けてくれる仲間がいることが本当に大事だと思います。悩みや相談にのってくれるだけではなく、一緒に怒って泣いてくれる人が生きてくために、また夢をかなえるために必要だと感じました。
ジョジョがデュオ倒しにいくきっかけは母がデュオの呪いによって倒れたのですが、母を常に思いやる気持ち、家族愛。これは誰もが持ってないといけないものだと思います。誰一人一人で育ってきたわけではないのですから。最後になりましたがこの作品の一番伝えたいことは一期一会ではないかと思います。同じ目的をもった仲間がいなければなしえなかった大業。きっとこれに始まりこれにつきると思います。
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