ジョジョシリーズ3作品目にしてシリーズ最高峰 - ジョジョの奇妙な冒険 2nd Season スターダストクルセイダースの感想

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ジョジョの奇妙な冒険 2nd Season スターダストクルセイダース

4.504.50
映像
4.83
ストーリー
4.17
キャラクター
4.50
声優
4.33
音楽
3.83
感想数
3
観た人
27

ジョジョシリーズ3作品目にしてシリーズ最高峰

4.54.5
映像
5.0
ストーリー
5.0
キャラクター
4.5
声優
4.5
音楽
3.5

目次

とにかく主人公が格好いい!

主人公である空条承太郎(以下ジョジョ)がとにかく格好いいです。寡黙でありながら、とにかく強く頭もきれます。高校生にして最強。強いだけではなく、人情味もあり、口癖の「やれやれ」が頭から離れなくなります。

ジョジョシリーズ最高傑作

ここに関しては異論が出るかもですが、自分は一番好きです。スタンドが出たときの衝撃、何よりもジョジョの仲間たちの個性的な感じがとても好きです。なかでもポルナレフがギャグ要素もありながら、時にかっこよく時にだらしない感じがとても好きです。また「オラオラオラ」の衝撃、漫画では伝わってきたものが映像にはできないと思ってまいたが、技術の発達に感謝したいです。忠実に原作を再現できていると思います。何よりストーリーが1部2部から続いていることや、ジョジョ家との因縁であるデュオの出現、衝撃が走りました。

ラストバトルから目が離せない

スタンドを使った色々なシーンがありましたが、そちらもかなり手がかかっておるのがわかるので満足ですが、ラストバトルからは目が離せませんでした。時を操る時間を延ばしていくジョジョがあの手この手でデュオの手から生きながらえ、また仲間たちがどんどん犠牲になっていき負けることの許されない状況で、覚醒するジョジョとデュオまでも時間を延ばしてくる展開にまばたきすらもったいないです。

単純に格好いいだけではありません。格闘シーンや発言、立ち振る舞いもちろん格好いいのですが、やはり見逃してはいけないのが仲間を信じる気持ちです。ジョセフやポルナレフ、アヴドゥル、花京院が窮地に追い込まれるたびに、ジョセフやアヴドゥル、花京院は知識や冷静さ、経験などをいかして色んな窮地から救っていくなか、ポルナレフもまた熱い気持ちで仲間たちを助けていきます。誰一人抜けてもデュオには勝つことができなかったと思います。

この事実からこの世にいらない人はいないと思わされました。また、誤った判断をするときは誰にだって経験はあると思いますが、そのときに助けてくれる仲間がいることが本当に大事だと思います。悩みや相談にのってくれるだけではなく、一緒に怒って泣いてくれる人が生きてくために、また夢をかなえるために必要だと感じました。

ジョジョがデュオ倒しにいくきっかけは母がデュオの呪いによって倒れたのですが、母を常に思いやる気持ち、家族愛。これは誰もが持ってないといけないものだと思います。誰一人一人で育ってきたわけではないのですから。最後になりましたがこの作品の一番伝えたいことは一期一会ではないかと思います。同じ目的をもった仲間がいなければなしえなかった大業。きっとこれに始まりこれにつきると思います。

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他のレビュアーの感想・評価

今までのジョジョとは違った面白さ

始まり方がユニークまずもって一番最初の始まりが留置場からって。主人公がまさかの不良で捕まっちゃってるよってところから始まるのはなかなか斬新でしたね。しかも本人捕まったことに対して何にも悪びれることなくむしろ快適に過ごしちゃってる辺りがほんと肝が据わっているというのかなんというのか。初めてのことじゃないからなんでしょうけど、それにしても我が家かって並みに普通に過ごせるのがすごいですよね。基本承太郎の性格がどっしりしているからちょっとやそっとのことじゃ動じるなんてことがないんでしょうね。スタンド最強今回のジョジョで初めて登場してきたスタンド能力はほんと最強だと思います。というかそもそもスタンドってどうやって生まれてるんですかね。元々その人が持ってる潜在能力とかなんでしょうか?それが具現化したものがスタンド?前までの波紋とは違ってなんかキャラクターみたいなのが出てくるあたりが新しいですよね。...この感想を読む

4.54.5
  • ぽんぽん
  • 103view
  • 3012文字
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オラオラしすぎて舌噛まないように。

奇才・荒木飛呂彦氏原作の「ジョジョの奇妙な冒険」。端正でありながら独特の陰影を持つ画風と、少々グロテスクながら迫力あるバトルシーン、斬新な擬音効果。まさに画を極めた者ができる神業を集めた珠玉の一作だ。これまでのジョジョシリーズは、暗い雰囲気でまだ貴族階級のあった時代のイギリスを舞台にした一部、急激な経済発展を迎え、やがて大国として世に知れ渡ることになるアメリカを舞台にした第二部と、時代背景がメインのような作風であった。つまり、少年漫画には不可欠な必殺技の設定が薄く、全体的につまらなかったのだ。しかし今作「スターダストクルセイダース」は、「幽波紋(スタンド)」と呼ばれる新たな設定が加わり、盛り上がりを見せた作品になった。上記の設定はのちに8部まで受け継がれるようになる。そしてこの作品では、ジョースター家因縁の敵・DIOもまたスタンドを持って復活する。このDIOがジョジョシリーズの根源ともい...この感想を読む

4.54.5
  • ネルネル
  • 75view
  • 948文字

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