世界を笑顔にするため立ち向う！！ - エイトレンジャーの感想

関ジャニが世界を救う！ライブ中のコントが映画になったらしいです。グッズもバカ売れで大成功！

今大人気ジャニーズアイドルの関ジャニのメンバー７人が揃って出演したファンの中では話題の傑作、エイトレンジャー！！今まで個々で作品に出演してきた彼らがなんと今回は全員で出演と決まりファンにとっては夢の様な作品に期待が高まりました。ジャニーズならではの格好良さを売りにした作品かと思いきや、”レンジャーって？”とタイトルを見て心の奥で呟いたのは私だけでしょうか。レンジャーといったら、悪者と戦って正義を守るとかいう、よく小さな子供が真剣になって見ている、あれ？？と疑いました。実は友人の話だと、元々エイトレンジャーというのは彼らが考えたヒーローだそうです。ライブなどではギャグコントとして既に存在していたというのです。それを知らなかった私は、ついジャニーズなら、学園系の恋愛話とか、とにかく恋愛系を予想していました。勝手に少し裏切られた気になってました。でも、この作品を見終わったあとの清々しい気分は、あの7人じゃなければ出せなかったと思います。率直な感想は、すごく面白くて、笑いあり、涙ありで、7人それぞれがちゃんと活躍していて、それぞれの性格や特徴もしっかり出ていて、誰かだけ目立っていたとかじゃなく平等に画像に映っていたので、ファンの気持ちを良く考えてくれていると感激しました。関ジャニだからこそ出来た、関ジャニしか出来ない映画に仕上がったと思います。彼らもエイトレンジャーを大事にしていて、エイトレンジャーの衣装でテレビで歌をうたったり、エイトレンジャーのグッズも販売されていて、かなりの大成功をおさめたと思います。完成度の高い作品に真剣に、見入ってしまいました。

それぞれに合った設定が現実的で受け入れ易くて面白い！

エイトレンジャーは、それぞれ色で決まっているわけですが、レッドレンジャーを演じたのが渋谷すばるです。良くブラックと喧嘩をする、リーダー的存在で、人を笑わせることが好きなようです。イエローレンジャーは、錦戸亮が演じます。かっこいいけど泣き虫てすぐいじけたりで可愛かったです。オレンジレンジャーは、丸山隆平が演じ、元気の塊のようなレンジャーで、普段テレビでみるまんまな彼で1番馴染んでた気がします。ブルーレンジャーは、安田章大が演じ、彼は作品中のナレーションもしていました。天然なところが目立っていました。何故かみんなから安田と呼ばれていたのがすごく面白くて笑ってしまいました。グリーンレンジャーは、大倉忠義が演じます。弱点がお尻という設定が面白かったです。事実なのかは謎です。ナスレンジャーを演じた村上信五は、何故かお母さんっぽいところがあって楽しめました。パープルじゃなくて何故ナスなのかは、ただ単にナスっぽいからだそうです。最後に、ブラックは横山祐が演じています。すぐいじけるし拗ねるしというちょっと面倒くさい男という印象でした。

このように、全員がそれぞれ少し現実と似ているような設定が楽しくて、沢山笑いました。こんなに楽しめたのは久しぶりでした。

現代の社会問題を取り扱うストーリー内容は他人事ではありません。

ヒーローということは悪者と戦うわけですが、ストーリーは、意外としっかりしていたのでストーリー内容にどんどん惹かれて真剣に見ていました。環境問題、誘拐事件、少子化社会など現代にも共通してみられる社会問題が含まれていて映画の中だけの話には思えませんでした。テロリスト問題や、警察によるもみ消し事件など沢山の問題が浮き彫りになる中で、エイトレンジャーはそれぞれが立ち向かっていきます。最後には殺人犯を逮捕にまで追い込みヒーローとしての役目を果たします。犯人が桃子(ベッキー)だったという展開には驚きました。桃子の母は罪を被らされて警察に殺されていたのです。その復讐を果たすためでした。

世代を超えて大人から子供まで一緒に笑おう！

エイトレンジャーを演じた彼らが、話を面白くしようとする演技が本当に楽しくて、関ジャニのファンなら大満足の作品となっていると思いました。今まで関ジャニを知らなかった人達もこの作品を見ることで、普段の彼らの人間性や性格なども知ることが出来るかもしれません。この作品を見てファンになった方もきっといるでしょう。実際、私の子供は、この作品をみて関ジャニの大ファンになりました。彼らの出ているバラエティー番組をみるようになりました。子供は正直なので、作品を見ながら何色がカッコイイとか、かっこ悪いとか、面白い、なぜレッドはヒゲを剃らないのかなど面白いところに目をつけて笑いながら見ていました。子供も一緒に見れる作品になっていると思います。実写版ヒーローもの映画として、思いっきり笑いながら見れて、元気な気分にしてくれた作品です。落ち込む時はまた見ようという気持ちになりました。そしてエイトレンジャーから元気を貰いたいなと思います。