Don‘t think, Feel! 〈考えるな、感じろ!〉
リー
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「燃えよドラゴン」は、1973年公開のブルース・リー主演映画である。 麻薬の密輸で巨万の富を得たミスター・ハンが主催する武術トーナメントに、ブルース・リー演じる主人公が参加し、カンフーで数々の敵を倒していくというストーリーである。奇声を発しながら演じる彼のカンフーは、世界中で大ブームとなり、1973年7月に彼が急死したという事実もあって、ブルース・リーはこの映画で伝説的な大スターとなった。 興行的には、日本を含め世界的な大ヒット映画となったが、地元の香港では意外にもそれほどヒットはしなかった。日本では1973年12月に公開され、この時点で既にブルース・リーは故人となっていたが、その後のカンフー映画人気の火付け役になった。 本作には、その後のカンフー映画を支えたジャッキー・チェンやサモ・ハン・キンポーも出演している。 なお、英語のタイトルは"Enter the Dragon"であり、司馬遼太郎の歴史小説「燃えよ剣」にちなんで邦題は作成された。
知っての通り、カンフースターというキャラクターを作り上げたブルース・リーの傑作です。修行を重ねるブルースリーが極悪なマフィアが支配する島での武闘大会に参加するようになのがストーリーです。そこにアメリカから白人と黒人の武闘家もまじって参加する運びとなりますが、ストーリー的には単純にそれら善玉が、悪の組織に立ち向かうというパターンです。これがただのアクション映画で終わらなかったのは、やはりブルース・リーの個性でしょう。それまで東洋人キャラは奇妙でコミカルな役が多かったのを、カンフーを中心に据えて鮮やかなヒーローになれるというのを世界に示したからです。アクションも迫力があってこれが当時影響力があったのはわかります。今から見ればストーリーも映像もやや陳腐ですが、歴史作品としてカンフー好きな人なら見るべきです。それからのカンフー映画の系譜で絶対にはずせない作品です。
このブルーリーの代表作でしょうね、完璧に鍛えぬかれた彼が次々と現れる格闘家たちと喧嘩をしていきます。裏社会に君臨するミスター・ハンが所有する小島で3年ごとに開催される武術トーナメントに、世界中の武術家が招待された。アメリカのウィリアムス、ローパーは、その招待状を受け取り、それぞれの置かれた状況の元に参加を決意し香港へ向かう。少林寺で武術を修行中のリーは、秘密情報局からトーナメントに出場してハンの麻薬製造密売の内情を探り出す要請を受けます。ここかはじまる彼の死闘はアクション映画の中でも異色で見ていると彼の独自のアクションが間立ちます。このスタイルは現に彼ブルース・リーが編み出した手法です。
ブルース・リーの代表作『燃えよドラゴン』。これを見るきっかけは、個人的にウッチャンこと内村光良さんが好きで、よくモノマネをするから、こりゃ、本家本元を見なければ、と思ったことからです。もう、ブルース・リーの筋肉美に心を奪われてしまいます。アクションシーンは、見ていて、ワクワクしてしまいますし、これぞ、ブルース・リーということで、夢中になります。そして、ドキュメンタリーなどを見てから、あらためて見直すと、様々な発見があるのも、この作品。始まりと終わりで、ブルース・リーの筋肉の感じが違ったり、あのジャッキー・チェンが出演していたり。何度も見直したくなる作品です。
リー
主人公のリーが修行で教えを請いに来た若者にキックを要求、しかし、そのキックは怒りや雑念で本質をとらえてはいなかった。 再三にわたり、リーはキックを要求。 その後若者に「どんな感じだった?」と問うと「そうだな、、」と考え込む若者。 そこで一言、「考えるな、感じろ!」と一喝。 目先のことにとらわれていてはその先にある栄光=本質を捉えられないと教えを説いた。