強い女の子のファンタジー - 雲のように風のようにの感想

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アニメレビュー数 2,474件

雲のように風のように

4.334.33
映像
4.00
ストーリー
4.67
キャラクター
4.33
声優
4.00
音楽
4.33
感想数
3
観た人
3

強い女の子のファンタジー

4.04.0
映像
3.0
ストーリー
5.0
キャラクター
4.0
声優
3.0
音楽
4.0

この長編アニメは私が子供の頃放送されたもので、大人になってから見返したり、原作をよんだものです。まず、アニメと原作はだいぶ違います。過激な表現やグロテスクなもの、虐殺などの様子らは省かれています。大人から子供までが見れるアニメ。として映像化されたものです。

物語は素乾国という架空の国で皇帝が亡くなったことから始まります。アニメでは触れていませんが、皇帝の死因は腹上死(性行為中に亡くなる)。この説明も子供むけではないためかにカットされていました。皇帝がなくなり、次の皇帝となる皇太子を義母である皇后が生命を狙う。味方の宦官たちが皇帝として早く即位させるために、宮女狩りを行うのです。それに応募してきたのがヒロイン銀河。彼女は後宮に行き、女大学で学びながら友情と知性を育んでいきます。

そして銀正妃となるのです。皇帝となったコリューンは皇太后から生命を狙われながらまた、反乱軍との戦争が始まり、逃げ出した宦官たちの代わりに後宮に住まう女達も戦いに参加していくのです。

銀河は応募した時で14歳で少女でした。アニメとして珍しいのが、銀河が初潮を迎えるシーンがあります。しかし、ぱっと見ただけではイマイチわからない人が多いようなシーンですが、原作では女の身体の神秘や少女から女に変わる時などにもふれているため、どうしても入れたかったのではないでしょうか。アニメでは銀河の良き友として描かれている玉遥樹も原作では病的なブラサーコンプレックスで、親近相姦すら望んでいるような女なのです。登場人物の相違点は玉遥樹が1番大きいでしょう。宦官や後宮を題材にしていることから、中国風の国であるようで、アニメでも服装や建物をそのように描かれています。簡単に言えば、日本の大奥のような所が後宮です。アニメと原作を読み比べてみるのも楽しいと思います。

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