相性があるアニメ
簡単に説明すると、地下鉄サリン事件の加害者の子どもと被害者の妹が出会うお話です。
色んな問題があるので作中では95年に起きた宗教団体による地下鉄の事件と言っています。
この言い回しでもかなり頑張っていると思います。現代でもサリンは慎重に扱う事件ですので。
セーラームーンの監督が作られたアニメになります。
作画は星野リリィ先生。エンドカードでかきおろしイラストも観れます。
ヒマリちゃんが少し棒読み気味なので気になる方もいるんじゃないかなーと。慣れたら大丈夫です。
20話くらいすべて謎で残り4話でなぞ解きをしていく感じなので、
2回観ないとわからないシーンが多いです。私がそうでした。
20話までに飽きてしまう人も多いんじゃないかなーと思います。相性が合わない方は飛ばし飛ばしで観て下さい。
作品上印象的なセリフが何個かあるのですが、
「きっと何者にもなれないお前たちに告ぐ」この言葉が何度も作中にでてきます。
この言葉の意味を考えながら観ていくことがお勧めです。
私は「きっと誰からも愛されないお前たち」という意味にとりました。
この作品の登場人物は親から愛されないで育った方ばかりです。
片親だったり、暴力だったりと・・・
この作品は音楽がすごく好きです。ARBの音楽が使われていて、年輩の方でも楽しめます。
トリプルエイチの歌がすごく作品にあっていてOP、EDもとても好きです。
あと、基本的にヒロインが活躍しないので、「女の子は何もしなくても男が幸せにしてくれる」
というのが気にかかったかなーと思います。
世界観が気にいれば何度も見直しをするし、わからなければ途中で観るのをやめるアニメです。
気に入った方はセーラームーンとウテナもおすすめします。
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