忍と術についての考察 - NARUTO ナルト 疾風伝の感想

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NARUTO ナルト 疾風伝

4.754.75
映像
4.38
ストーリー
4.50
キャラクター
4.63
声優
4.25
音楽
4.50
感想数
4
観た人
7

忍と術についての考察

4.04.0
映像
3.5
ストーリー
4.0
キャラクター
4.0
声優
3.5
音楽
3.5

目次

忍の強さランキング

数々の忍が出てくるこのナルトの世界の中でいったい誰が最強の忍びであるのか、ランキングを付けていきたいと思う。 

最強の忍間違いなく、うちはマダラである。柱間の力を取り込んだことにより輪廻眼を開眼し、一瞬で九体の尾獣たちを倒し、十尾の人柱力となったその力は間違いなく最強であるといえる。

次点ではうちはオビトである。こちらも十尾の人柱力となった人物である。穢土転生でよみがえっていた柱間に、おれより強いと言わしめたほどの力を備えている。しかし八尾と九尾の一部しか入っておらず、完璧な尾獣の集合体でない十尾と本来はマダラのものである輪廻眼がしかも一つだけである点からマダラよりも下となり、次点となった。

三番手は千手柱間。かつて忍の神と謳われたほどの人物である。かつて終末の谷でマダラを倒したことがあるが、そのときのマダラは輪廻眼もまだ開眼してなく、九尾は操ってはいたのだが、十尾の人柱力ではなかった。そのためマダラ、さらには自身がおれより強いといっていたオビトのほうが強いと判断して三位とした。

四位は同率で2名とした。ナルトとサスケである。ナルトは柱間の次のアシュラの転生者であり、サスケはマダラの次のインドラの転生者でもある。両者とも六道仙人に会い、新たな力をもらった。ナルトは六道仙術と求道玉、サスケのほうは輪廻眼を新たに開眼した。六道仙人が2人に分けて与えたので、その力に差はないと考え、同率での四位とした。

以上のように、

1位うちはマダラ、2位うちはオビト、3位千手柱間、4位は同率でナルトとサスケとなった。

技の強さランキング

忍の力=術の力といっても過言ではない。どんな術を持っているかによって忍の質も決まる。そんな術も見ていこうと思う。

現状の術の中で強力なのは時空間忍術であると思われる。その中でも最強なのはまず間違いなく「神威」である。最終的には失敗したが外道魔像の首を飛ばすなど一撃必殺の殺傷能力であり、よけたりすることも極めてむずかしく、またすり抜けの力は相手の技をまず無効にできる。攻守に活躍する最強の術といっていいだろう。もしカカシに写輪眼が渡っておらず、オビトが両目とも持っていたとしたら、おそらく勝ち目はなかったと思う。それくらい強力な技であると思うので一位とした。

続くのは神威と同じく時空間忍術の「飛雷神の術」である。ゲンマたちが三人でなければできないことから、かなり高難易度の術であると思われる。一瞬で相手との距離を詰めることもできるし、あの十尾や九尾の尾獣玉をも飛ばしてしまった。こちらも神威同様攻守様々な場面で活躍する。しかし唯一の難点は神威と違いマーキングが必要となるため、二番手となった。

三番目は「穢土転生」。生きかえらせる個人のDNAが必要であり、さらに生贄に生きた人間が必要であるため、発動にそれなりの準備が必要でもあるが、歴代の五影や実力者たちを不死、チャクラ無限の状態で操れるのは最強に近い。が、契約解除の印を知っていると逆に反乱にあってしまう。マダラも禁術はむやみやたらに使うものではないといっていたが、もしそうなった場合、逆に最も自分にとって危険な術にもなってしまう。

四番手は「別天神」。シスイの万華鏡の力でまさに最強幻術。操られていることさえ気づかず、すべての術に上書きすることができる。かかってしまえば回避はまず不可能で、どんな強力な術でさえ無意味になってしまう。しかし千手柱間のチャクラでない限り発動には十数年かかるのが欠点であり、発動できないまま終わる可能性も十分にある。

五番目はこちらも幻術の「無限月読」。最も効果範囲の広い術である。しかし発動には尾獣をすべて集め十尾にし、その人柱力になることによってはじめて発動できるため、別天神よりさらに厳しい条件でかなりの時間がかかる可能性が高いため五番手となった。

以上のように、

1位神威、2位飛雷神の術、3位穢土転生、4位別天神、5位無限月読となった。

忍、術についての結論

上記のように、

忍では1位うちはマダラ、2位うちはオビト、3位千手柱間、4位は同率でナルトとサスケ

技では1位神威、2位飛雷神の術、3位穢土転生、4位別天神、5位無限月読となった。

しかしあくまで平面上での話ではある。実際の戦闘では相性や環境によって当然変わってくる。たとえば火遁系が得意な忍なら、同じ力でも水遁系の忍にはかなわない確率が高いし、砂漠地帯での戦闘なら我愛羅や一尾の守鶴に有利に働くであろう。こういったことで勝敗が逆転させることは大いにあると思う。

そのため大事なのは、いかに自分に有利な状況、もしくは相手の不利な状況の戦闘に持ち込めるかということであるだろう。サスケとダンゾウとの戦いのときにオビトが小さくても要は使い所だと言っていたが、まさにその通りであると思う。16年前のミナトとオビトの対戦でも、最終的な決着はつかなかったが、ミナトは俺以上の時空間忍術と言っていながら、オビトの神威に対しても終始優勢であった。どんな術の使い方次第であるいう典型的なシーンであると思う。そのため頭の切れるシカマルやカカシなどは実力以上の力を発揮するのであろう。

しかし、上記した忍たちはこういった不利な状況でも関係なく撥ね退けてしまうような力を持っているために、ベスト5に入ってきているのであろう。

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5.05.0
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