リーガルハイの個性あふれるキャラを演じるキャスト陣
視聴率40%を記録した人気ドラマ「半沢直樹」で脚光を浴びた堺雅人。
そんな彼の一番のはまり役であり代表作であると私が個人的に感じている作品が「リーガルハイ」だ。
特に私が魅力に感じているのがキャスト陣である。
以下、古美門法律事務所の豪華で個性あふれるキャスト陣について感じたことを書いていく。
クズ役がはまっている堺雅人
読者もご存じのように、リーガルハイの主人公でもあり負け知らずの敏腕弁護士でもある古美門研介は
一言で表すならばクズ!である。
金に汚く下品で子供っぽい古美門を堺雅人は見事な「クズ演技」で演じている。
堺雅人自身はクズとは程遠い人間であるにもかかわらず、リーガルハイ以降、ドラマで堺雅人を見るたびに
実はクズなのでは?と思わせるほどのクズっぷりであった。
特に、新垣結衣演じる黛真知子を馬鹿にするときの表情が私は大好きである。
普段のクズ演技が良いからこそ基本的にクズな古美門がたまに真面目になる場面が名シーンとなるのであろう。
うざさ加減がちょうどよいガッキー
古美門の助手で新人弁護士の黛真知子を演じるガッキーこと新垣結衣。
彼女の演技には絶妙なうざさがある。
黛は正義感あふれる猪突猛進な弁護士である。時に現実を見ないその態度がうざくも思えてくる。
「なんでそんなことするの!?」
「理想論すぎ!」
ドラマなのによくそんなことを感じてイライラしたものである。
ドラマの中で周りの人間をイライラさせることもある黛を演じているのだから、ドラマを見ている我々も
イライラさせるようなガッキーの演技は素晴らしかったと言える。
すごい人、里見浩太朗
大御所、里見浩太朗の演じる服部さんなるお方はとにもかくにもすごい人である。
毎回のように過去の武勇伝(?)が明らかになる服部さん。
普通はフィクションでそんな設定のキャラが出てきたら
「設定上はすごいんだろうけど全然それを感じない」
そんな風に思われることも多いものである。
しかし、里見の演技はまったくそのようなことはなく、逆に
明らかになっている設定以上のすごさを感じさせる。
里見浩太朗とはすごい人だなあ~~~。
以上、古美門法律事務所の面々について語ってきたがそんな彼らの脇を固める生瀬勝久、小池栄子、
岡田将生、田口淳之介の演技も私は大好きである。
今度リーガルハイを観るときには、彼らがどんな役割をどう演じているのかに着目して観てみてほしい。
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