ステイサムファンの私がアドレナリンを楽しんだポイント - アドレナリンの感想

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ステイサムファンの私がアドレナリンを楽しんだポイント

5.05.0
映像
5.0
脚本
5.0
キャスト
5.0
音楽
5.0
演出
5.0

目次

作品の魅力1 設定

作品の魅力の1つ目にまず心臓に刺激を与え続けなければ死んでしまうという何ともぶっ飛んだ設定。あらすじを読んですぐ「あ、面白そうだ」と思いました。主人公は生きるために走り回るのです。時には心臓に刺激を与えるために自らの身体に電気を流す荒技も!状況を理解する間も無く命に危機が訪れます!!とにかく生きるため、自分の心臓に細工した犯人を探すため、なりふり構わず奔走する姿が印象的でした。

作品の魅力2 主人公のキャラクター

作品の魅力として外せないポイント2つ目として主人公のキャラクターがあります。他人なんか知るか!誰が俺をこんな風にしやがった!誰か俺を治せ!とオラオラ系の主人公。心臓を改造された所為なのか、それとも元からなのか...。襲ってくる敵を「邪魔だ!!お前らは引っ込んでろ!!」と言わんばかりに一心不乱に次々と倒しまくります。その姿はまさに、アドレナリン垂れ流しといった状態。死と隣り合わせの彼は他人のことを考える余裕なんてないのです!生きる為に闘う!何ともシンプルで破天荒な主人公ですよね。また表情豊かなステイサムの演技は、より主人公の破天荒さを強調しています。目も爛々としていて、まさに興奮状態といった感じですね!刺激が無いと心臓が止まってしまう破天荒な主人公という役柄はステイサムの得意分野と言えるのではないでしょうか。ステイサムが演じる役にはスパイ役や殺し屋など、ワイルドな役が多い気がします。例を挙げると、エクスペンタブルズで演じる役は殺し屋一味の一員で、この役もやはりクールでワイルドです。エクスペンダブルズで演じる役は仲間を想う強い男性といった感じですが、この「アドレナリン」については少し他作と異質な感じがしますね...。自分本位というか、はっちゃけているというか、破天荒というか、ステイサムの新境地というか。ワイルドスピードやエクスペンダブルズを観てステイサムファンになった人は驚いてしまうかもしれませんが、勇気を出してアドレナリンに挑戦してみましょう!新たなステイサムの魅力を知ることが出来るかもしれませんよ!と言いたいです。かくいう私も「アドレナリン」で新たな魅力を知った一人なのです。

作品の魅力3 スピード感

作品の魅力として外せない3つ目のポイント、それはスピード感です。常に死と隣り合わせなので、一瞬も止まっては居られないですよね。走る、走る、走る、とにかく動き回る!!彼は命を繋ぎ止めるためにとにかく走り回ります。彼の頭には「何か刺激は無いか!?」という考えがいつも巡り、刺激を求め続けます。次の刺激はどこだ!?早く!刺激を!という焦りが映像にも素晴らしく表現されていて、スピード感に溢れています。走るアクションから、車を飛ばすアクション、闘うアクション全てにおいてスピード感が満載です。観ている側も「あぁっ!!早く!死んじゃう!!」とハラハラします。特にハラハラするのは闘うアクションでした。主人公が殴り、敵にも全力で殴られる。ガードなんてしない、要らない、策を立てるよりもとにかく殴りまくる戦法のようです。そこのまっすぐなところが彼の弱点でもあり、魅力でもありますね。物語の後半に来て、心臓をいじった犯人が判明。すると主人公の怒りは最高潮!!アドレナリン垂れ流し!!!なるほど、「アドレナリン」だと感じました。作品を観始めてあっと言う間に終わってしまった、そんなスピード感溢れる作品でしたね。この「アドレナリン」には2もありますのでそちらも観ようと思います。1の主人公がどうなったのかやっぱり気になりますので!どうやら2ではヒロインも活躍するようで、とても楽しみです!!ジェイソン・ステイサムはネットでは一部でハゲのイケメン(褒め言葉)と言われていますが、皆ステイサムのことが大好きなんですね!私もジェイソン・ステイサム大好きなんです。大人の渋さを持っていて、どこか哀愁も漂う感じ、なんとも言えません。そのようなイメージを抱いている中で、このアドレナリンを観たので、びっくりしたというのが正直な感想でした。でもステイサムってこんな役も演じるんだ!!というギャップが観れて嬉しかったですね。クールだったりワイルドなステイサムも良いけれど、破天荒なはっちゃけたステイサムも素敵でした。

「最近面白いことないなぁ」「何か刺激が欲しいなぁ」と感じていた私には凄く刺激的で面白い作品でした。また、ステイサムの新たな一面が観れたということで私のようなステイサムファンには嬉しかったですね。アドレナリンはステイサムの表情豊かなところを観れたのが私としては一番嬉しかったですねぇ...。「まさに破天荒...!」と感じるような表情でした。何だかこのアドレナリンという作品は、人間の生に対する欲望や本能を視覚的に見せてくれたような気がしています。何となく何もしなくても生きられている自分に「生きる」ことがどんなに難しいのか教えてもらいました。

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西海岸の犯罪シンジケートで、名うての殺し屋として名を馳せていたシェブ・チュリオスはある日マフィアの、リッキー・ヴェローナから「ペキンカクテル」と呼ばれる猛毒の薬剤を体に打ち込まれてしまいます。それは、体内でアドレナリンを放出し続けなければ死に至る代物で、ヴェローナはこれを使いシェブを殺そうとしました。本来、常人なら死ぬところ強靭なタフさでそれを堪え知り合いの医師などから情報や手助けをもらいながら、自分を殺しかけたヴェローナに復讐すべく奔走するアクション映画。ステイサム主演映画は、復讐系の映画が多いかと思いますがこれはかなり異質というか設定からして破天荒ですよね。内容的には、いつも冷静なステイサムとは裏腹に、アドレナリンを出し続けるためハイテンションで町中大暴れします。コンビニを強盗して者物品を盗んだり、ショッピングモール内を車で爆走、最終的にエスカレーターに突っ込んだり警官からバイク盗...この感想を読む

4.04.0
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