デスティニーのここが納得いかない!→こうすればよかったのにと思う3シーン - 機動戦士ガンダムSEED DESTINY[シードデスティニー]の感想

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デスティニーのここが納得いかない!→こうすればよかったのにと思う3シーン

2.52.5
映像
3.5
ストーリー
2.0
キャラクター
2.0
声優
2.5
音楽
2.5

目次

無敵の不殺主義者キラが何故かステラを殺すところ、もっと何とかなっただろう!

ベルリンの街を巨大MAデストロイで大破壊するステラ、虐殺に歯止めをかけるため駆けつけたキラのフリーダムとシンのインパルス!

シン対キラ、インパルス対フリーダムというデスティニー屈指の名シーンにつなげるための重要な回だ。

正直なところ無敵のキラならステラを殺さずにデストロイを無力化できたのでは?と思うけど、お話的にはキラがステラを殺した!という図式が必要らしいので、では納得のいく展開が欲しかった、という事で、こんな演出ならどうだ、という3案。

1・暴れ狂うデストロイの進路に子供が!子供の命を救う事を優先したらデストロイのコクピット直撃するしかなかった

2・暴れ狂うデストロイの進路にネオロアノーク=ムウが!シルエットと直感でムウと理解したキラはデストロイのコクピット直撃するしかなかった

3・暴れ狂うデストロイの攻撃がシンに! キラはシンを救うためにデストロイを撃つが、シンは俺は回避できたのに、と逆恨みっする。

しかし、ステラを殺したキラに助けられた俺、というシンの中で複雑な思いが芽生え、1時は逆恨みするも最終決戦で、わかり合う伏線とする。

メイリンのどこがいいんだ?カガリはどうした?無責任すぎるぞアスラン!

何故かメイリンが気に入ったらしいアスランだが、視聴者にはほとんど納得いく説明なし、SEEDであんなに頑張ったカガリはどうなるんだおい!という視聴者を納得させるために、こんなシーンがあったらよかったのに、という3案。

1・ザフトからの逃亡シーンでメイリンがアスランから「一応もってろ、」と渡された渡された銃、

苦し紛れに撃ったらルナに当たってしまった(ように2人には見えた)。

「俺のために姉を撃たせてしまった」、自責の念が芽生えるアスラン。次第にメイリンを守らなくては、という気持ちに変わっていく。

2・対艦刀を振りかざす恐怖のシンに、「アスランを殺さないでー!」とか叫んで、少しシンがひるんだので、かろうじてコクピット直撃は避けられた。「命があったのは君のおかげだ・・・」とか言いながら距離が埋まっていく二人。

3・ザフト逃亡後、デスティニーに攻撃され、無人島に流れ着いた二人は3か月そこで暮らす。その間にまあいろいろある

(実はメイリン超セクシー、というおまけシーン付き)

最終決戦が盛り上がらない、弱すぎるぞ、デスティニー!

タイトルをしょったいわゆる冠(かんむり)MSなのに、あっさり∞ジャスティスに倒されるデスティニー、ガンダム史上こんなに盛り上がらない最終決戦がかつてあっただろうか?

いや、許されるはずがない、という事でこうしたら盛り上がっただろう、という3案。

1・Zガンダムオマージュは随所にあったデスティニーなので、Zに搭載されていたバイオセンサー同様の不思議パワーがデスティニーに搭載されていた!

大虐殺を始めるシン。さすがのキラ&アスランも近づくことすらかなわない。

しかし殺人マシーンとなったシンを見かねて、自分の命を失ってでも、とインパルスで突撃するルナマリア!

「もうだれも殺さないで!」というルナの叫びが、バイオセンサー効果でステラとマユの残像も呼び起こす。

ルナ、ステラ、マユの3人のオーラに包まれ、正気を取り戻すシン。

その間にキラ、アスがデスティニーの武装を無力化、しかし命は助けられたシン。

憎むべき二人に助命され、みじめさに耐えきれず爆死を試みるシンだったが、キラから「君の命は君だけのものだ」とかアスランから「生きることが戦いだ」と言われ、泣きながらも戦いの無い世界を作ろう、と誓うシン

☆書いてて自分で感動してしまった・・・

2・キラ:ストライクフリーダムとアスラン:∞ジャスティスに押され気味のシン:デスティニー、レイ:レジェンド、ルナマリア:インパルス。

「このままでは議長が危ない、合体するぞ、シン、ルナマリア!」というレイの掛け声でドッキングフォーメーション、光の中から現れたのは100m級MAデビルデスティニー!

・・・いや、これは無いか・・・

3・「仕方がない。私が決着をつけるしかなさそうだな!」デュランダル議長の掛け声とともに、変形し超巨大モビルスーツになったメサイア、

戦艦サイズの腕が分離しジオング並みのオールレンジ攻撃を掛けてくる。

デュランダル「ダイダロスアターック!!!」

※デスティニー登場の月面基地ダイダロスと超時空要塞マクロスのオマージュ。我ながら実にうまい事掛けている

御存じない方はwebにてウィキペディア等参照していただきたい。

デュランダル「タリア、私を導いてくれ・・・」

※セリフはシャアアズナブルのオマージュ

ガンダムシリーズはともかく、マクロスシリーズまでパクってくるデュランダル議長に不信感が集中し、

イザーク、ディアッカを中心とするジュール隊もメサイアに対抗し始める。

一方、アスランに説得されるシン

アスラン「あんなパクリがお前が望んだものなのか?」

また、キラと対峙するも説得されるレイ

キラ「あのネタは彼のじゃない、河森正治のものだ!」

※河森正治:超時空要塞マクロスの監督

こうして全機を敵にしたメサイアは宇宙の塵と化した。

しかし、密かにメサイアから逃走する戦艦グワシンのデッキにデュランダルのシルエットが・・・

※逃走方法もシャアアズナブルのオマージュ

これもないか・・・

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他のレビュアーの感想・評価

どうしようもないお粗末な作品

SEEDも決して良い作品とは言えなかったが、続編となるこのDESTINYではさらに大幅に下回るどうしようもないものを作り出してきた。SEEDのマイナス点であったシーン回想多様、バンクの使い回しはより一層酷い物となり、総集編の多さも相変わらずなため、戦闘描写が少なくストーリーもなかなか進行しない。さらに主人公かと思われていたシンが前作主人公キラの本格参戦後は脇役に回るという、不遇な扱いを受けたのも大きな不満点。それだけでなく、性格もねじ曲がってすっかり悪役と化したものにされている。片方を持ち上げるために片方を下げるというのは誰にでもできることであり、仮にもプロ脚本家であるならしっかりとした展開を作ってもらいたいと思う。褒められる点は主題歌の良さ。とはいえ作品の雰囲気に合っていないタイアップも多く、アニメとの主題歌として見ると微妙ではあるか。本編の内容から上げるのであれば、シンがキラを倒した34話の展開だけ...この感想を読む

2.02.0
  • モンドールモンドール
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  • 421文字

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