福山雅治さんがかっこ良かったです。
ガリレオは後にシリーズ化されて、映画化もされたり大ヒットしましたね。普通の刑事ドラマとはひと味もふた味も違っていて、物理学者が数々の難事件を解決するというストーリー性がとても新鮮でした。福山雅治さん演じる湯川学は容姿端麗、頭脳明晰な天才物理学者で、福山さんにピッタリな感じがしました。性格が一風変わっている為に、周りの人から変人ガリレオと呼ばれています。事件が起こると「実に面白い」が口癖で、柴咲コウさん演じる刑事の内海さんに「事件は先生を面白がらせる為に起きてるんじゃない」とたしなめられます。その時素直に「すまなかった」と謝るシーンがあるのですが、それが湯川の性格をよく表していて、とても印象に残っています。独自の鋭い観察眼と、明晰な頭脳で、刑事でも解決の糸口が掴めないような難事件を解決していく様は見ていて、あっばれという感じでした。私が一番印象に残っているは、やはり最終話です。湯川は、科学者の先輩である木島教授を犯人と推理。湯川のことを快く思っていない木島は、爆弾をしかけ、湯川に勝負を挑みます。その爆弾は東京の半分を破壊させるような大掛かりなものでした。その人質となったのはなんと刑事の内海薫というとてもスリリングなストーリー展開に、はらはらしながら夢中で見ていました。木島教授を久米宏さんが好演していたのも良かったです。久米さんの意外な一面を垣間見れた気がします。私は密かに湯川と内海刑事はひかれ合っているのだと思っていましたが、それは見当違いのようでした。柴咲コウさんの歌う主題歌も良かったです。
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