人は生きていれば、その道すがら必ず何かを捨てなければなりません。 捨てたものが大きいほど、残るものに懸け、生きる力は強うなりまする。
阿茶局
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美しく豪華な衣装だけでも一見の価値あり元々時代物がお好きな方もそうでない方も、楽しめる理由の一つが色とりどりの着物に身を包んだ女優たちの美の競演!「この作品はフィクションです」と認めているからこそ、大河ドラマのようになるべく史実に忠実に描こうとする作品とは異なり、時代考証そっちのけで美しさだけを基準に衣装を選べるのでしょう。城中の庭で火花を散らす正室側室たち、その赤や金の着物が緑の木々に映えて何とも華やか。女優たちの優雅な所作に、色気漂う流し目と白いうなじ、女性であってもドキドキさせられます。 時代物が好きで、その中でも特に綺麗な着物を着たお姫様が出てくるシーンが大好きだった私は、前シーズン菅野美穂主演の「大奥」に感動し、それから待つこと一年余り、待望のリターンドラマでした。今回も様々なキャラクターのお姫様達があの手この手で上様の寵愛を得ようと策略を巡らし愛憎劇を繰り広げます。そんな中...この感想を読む
よみがな:かすがのつぼね 性別:女 住まい:江戸城大奥 特技:踊り 家族:元夫の稲葉正成、子の千熊・七之丞・正利 生い立ち:権勢の裏には並ならぬ不幸と苦難がある 役職:徳川家光乳母、のち大奥総取締 親:斎藤利三 キャスト:松下由樹 生き方:誰にも負けない、誰にもまねできない生き方
阿茶局
主人公であるおふくが、将軍の子の乳母になるために出向いた先で、離縁をしたばかりであることを問いただされる。乳母候補の人選を行う阿茶局に、離縁が差し支えるか尋ねたおふくに対しての返事。