魔女っ娘つくねちゃんのあらすじ・作品解説
魔女っ娘つくねちゃんは、2005年から2006年にかけてOVA発売されたアニメ作品である。原作は、まがりひろあきの漫画で、監督は桜井弘明、キャラクターデザインと総作画監督は音地正行。声の出演は、つくね役は桃井はるこ、ププリンとココロ役は千葉千恵巳、市長役は志村知幸、かなこ役は徳永愛。 主人公のつくねは、助けを求める人があればすぐにホウキに乗って駆けつけてくれる魔女の女の子で、魔法使いサリーちゃんのように可愛らしく登場する。しかし、つくねの魔法はキョーレツかつ的確であり、大魔王を泣かすほどの魔法をサラリとかけるので、国王からも頼りにされている。つくねの妹のココロも可愛らしい魔女だが、生まれつき魔法の力が不安定であるために、たまにクシャミで大爆発を起こしている。 ほのぼのとした性格の魔女のつくねちゃんを取り巻く、シュールでブラックなギャグアニメである。 OVA発売されたDVDは全6巻で、1巻には主題歌のCD、6巻にはサウンドトラックのCDが付いている。
魔女っ娘つくねちゃんの評価
魔女っ娘つくねちゃんの感想
笑顔で毒を吐く主人公が面白い
主人公の魅力いつもニコニコしている主人公つくねちゃんが、最大の魅力なのだと思います。つくねちゃんには悪意が感じられることがありません。それは、いつもニコニコと笑顔でいることが、そのように感じさせるのです。人間の表情を「喜怒哀楽」という四字熟語で表現されますが、つくねちゃんが「怒」「哀」の表情を見せることがありません。とにかく、笑顔の印象が徹底されているのが、つくねちゃんというキャラクターなのだと思います。そして、悪意のない笑顔から放たれる痛恨の言葉が笑えてしまいます。実は、笑顔の印象の強いつくねちゃんですが、腹の中は真っ黒なのかもしれません。それだけ酷い発言をしていますし、毒を吐くキャラクターだといえます。俳優の竹中直人さんの持ち芸で、笑顔で怒るものがあります。それと同じような印象をもつのが、つくねちゃんです。つくねちゃん、竹中直人さんの面白いところは、表情は笑顔でありながら、発言その...この感想を読む