アメリカのスポーツ賭博のプロの実態が垣間見えて興味深い映画。実話が元になってます。
この映画は私の好きなギャンブル映画ということで見ましたが、実在の女性プロ・ギャンブラー(ベス・レイマー)の自伝を元に映画化したものだったんですね。原作を探したら「レイ・ザ・フェイバリット」というタイトルで翻訳出版されていました。http://amzn.to/15ZUvUd この映画は、貧しく学歴もない白人女性が、大物プロ・ギャンブラー(ブルー・ウィルス)の下で働くことになり、人間関係ですったもんだありながらもプロギャンブラーとして才能(優れた記憶力を持っています)を開花させていく、成長物語となっています。 私が興味を持ったのは、アメリカのスポーツ賭博のプロの実態が描かれているところです。スポーツ賭博で生計を立てている人がいるんですね。やってることは投機家に近いものがあると思いました。映画ではほとんど主人公の師匠にあたるプロ・ギャンブラーの直感で賭けているようにも見えましたが、実態はもっと数学的で緻密な戦略があるんでしょう。映画ではそこまでは描かれてませんでした。ですが雰囲気は伝わってきました。 それからラスベガスが舞台なので、ラスベガスの雰囲気を味わえるところもよかったですね。キャストも豪華です。全体的に明るくて楽しい映画でした。
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