昭和の家族愛ドラマ - ひとつ屋根の下の感想

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ドラマレビュー数 1,147件

ひとつ屋根の下

4.254.25
映像
3.50
脚本
4.25
キャスト
4.50
音楽
4.50
演出
3.75
感想数
2
観た人
13

昭和の家族愛ドラマ

4.04.0
映像
3.0
脚本
4.0
キャスト
4.0
音楽
4.0
演出
3.0

昭和初期を代表する家族愛を描いたドラマだと感じます。今の社会では家族がバラバラになって子供たちが育つことはあまりないと思うのですが、昔は貧乏な家庭が多かった為、仕方なく親が子供を手放した事もあったんだろうと思います。

そして現代社会は格差社会になっているので、もしかしたら今後柏木家のように、親が貧乏な為、子供を手放し育てる形が増えるかもしれないと思いました。ただ柏木家のように6人兄弟というのは今の社会では大家族となりますが、1人っ子や2人っ子が増えているので大家族が増える傾向はなさそうです。

また最近の子はとてもドライで、他人に無関心で人見知りという傾向にあると思うので、あんちゃんのように離れ離れになった兄弟を集結させて同じ家に住むような、面倒な事を考える人はなかなかいないと思います。

1番印象深かった話題としては、こうめがレイプをされ、兄弟みんなでレイプを乗り越えていった事です。とてもショッキングな出来事で、重いテーマでした。あんちゃんが加害者に対して、親が謝りに来ないという事に対して怒りをあらわにしていたシーンがありました。その時に、子供が悪い事をした時には、親の責任として親が謝りに行くのが筋だという事を嘆いてました。その時に親の責任とは何かという事を深く考えさせられました。

挿入歌としてチューリップのサボテンの花が使われていて、とても心に響く優しい歌でドラマと合っていました。

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他のレビュアーの感想・評価

ひとつ屋根下に愛が溢れる家族の温かいストーリー

とにかく出演者が凄すぎる柏木家の人々”ひとつ屋根の下”と聞いて思い出されることといったら、柏木家の長男、【柏木達也】通称あんちゃんの笑顔です。顔をくしゃくしゃにして笑った顔はみんなを笑顔にしてくれました。当時の名作とも言えるこのドラマをこの世代の方で、知らない方はいないんじゃないかなと思うくらい有名な作品です。出演者がとても豪華な顔ぶれでした。江口洋介、福山雅治【柏木雅也】、酒井法子【柏木小雪】、いしだ壱成【柏木和也】、山本耕史【柏木文也】、大路恵美【柏木小梅】、この勢ぞろいは滅多に見られないでしょう。全員が主人公としてドラマに出演出来るであろう俳優たちです。この全員が一つのドラマに揃って出演するなんて夢のような作品です。この作品の続編”ひとつ屋根の下2”には、松たか子、安達祐美も出演しているのです。この頃はまだ松たか子について良く知りませんでした。まだ無名だった彼女は、この作品で大胆な...この感想を読む

4.54.5
  • りかりか
  • 844view
  • 2043文字
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