リアル・クローズのあらすじ・作品解説
リアル・クローズは、2009年10月13日から12月22日までにかけてフジテレビ系で放送された日本のテレビドラマである。平均視聴率は9.96%であり、連続ドラマ化される前に2008年9月16日にスペシャルドラマとして放送されている。 物語の舞台は百貨店であり、主演は香里奈である。香里奈は興味のなかった婦人服売り場に異動になった女性販売員・天野絹恵を演じ、婦人服売り場を統括している鬼部長・神保美姫を黒木瞳が演じた。また香里奈の他、えれな、能世あんなも出演し、能世三姉妹が初めて共演したことでも注目を浴びた。 人間は見た目ではなく中身であるという天野絹恵と、中身は見た目ににじみでるという神保美姫の二人の葛藤を通して、恋に仕事に頑張る女性のリアルな悩みを華やかに描いている。 原作は槇村さとるの「Real Clothes」という日本の漫画であり、単行本は全13巻が刊行されている。また、リアル・クローズとはファッション業界における言葉で、「現実性のある服」という意味である。
リアル・クローズの評価
リアル・クローズの感想
リアルな実情。
取り柄が無く、さえないが頭脳明晰な天野絹江が急に婦人服売り場へ移動になり、外見ではなく中身だと着飾る店員たちを毛嫌いしていたが、そこでカリスマ部長の神保美姫と出会い、外見も中身も成長していくというストーリー。どこかで聞いたことのある内容だと思っていたら「プラダを着た悪魔」と似ているという気はしていましたが、やっぱり王道の話の展開は安心して見られるドラマの一つでした。さえないと女の子とは言っても香里奈さんなので、当然あっという間にモデルのようになっていきます。ヤッパリ~と思いながらもファッション好きな女性にとっては舞台が百貨店なので華やかな雰囲気が味わえます。神保美姫は黒木瞳さんなので年齢の幅広く高級ブランドのファッションやデパ地下のスイーツなどもたくさん出てきて楽しめます。「プラダを。。」の方もそうでしたがやはり見た目は華やかでもファッション業界の実情もかなり厳しいものがあります。売り...この感想を読む